東急池上線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の東急池上線 (五反田駅蒲田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 210万円/坪(63.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.2%( -56.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 48 件(1年前(2018年)に比べて +4.3%( +2件/坪)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.1年(昨年 13.4年から +12.2 %増)。平均土地面積は 30.8 坪 (昨年 46.4 坪から -33.6 %減)。平均建物面積は 45.3 坪 (昨年 57.1 坪から -20.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。戸越銀座駅雪が谷大塚駅蒲田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは戸越銀座駅で昨年に比べ +71.4 %、坪単価は 335 万円/坪となった。

上位 2 駅(戸越銀座駅雪が谷大塚駅)は +55.4 %(坪単価 +102.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(池上駅石川台駅)は -51.8 %(坪単価 -263.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 8.2 分 → 2019年 7.2 分、-12.5 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 21.7 % → 2019年 27.1 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.5 % → 2019年 8.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 13.4 年 → 2019年 15.1 年、+12.2 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 53.5 % → 2019年 39.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 27.9 % → 2019年 31.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった戸越銀座駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 335万円/坪(101万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +71.4%( +139.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった池上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 145万円/坪(43.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -75.5%( -446.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

東急池上線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東急池上線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
五反田駅496万/坪
(25.3年/56.0坪)
-321万/坪
(17.3年/56.0坪)
大崎広小路駅--244万/坪
(0.25年/21.2坪)
戸越銀座駅335万/坪
(4.3年/28.2坪)
195万/坪
(13.0年/74.1坪)
214万/坪
(13.8年/40.8坪)
荏原中延駅201万/坪
(3.3年/15.1坪)
187万/坪
(18.3年/31.0坪)
132万/坪
(18.3年/22.7坪)
旗の台駅176万/坪
(14.3年/61.3坪)
234万/坪
(37.6年/48.4坪)
224万/坪
(0.25年/22.7坪)
長原駅167万/坪
(32.8年/23.6坪)
154万/坪
(10.8年/27.2坪)
203万/坪
(29.3年/33.7坪)
洗足池駅233万/坪
(9.9年/29.2坪)
236万/坪
(0.25年/33.3坪)
213万/坪
(0.25年/22.7坪)
石川台駅205万/坪
(12.4年/25.1坪)
286万/坪
(1.6年/26.5坪)
258万/坪
(-0.08年/19.7坪)
雪が谷大塚駅230万/坪
(8.9年/37.3坪)
165万/坪
(34.3年/16.6坪)
249万/坪
(8.8年/41.6坪)
御嶽山駅242万/坪
(8.9年/50.7坪)
243万/坪
(0.6年/26.7坪)
156万/坪
(18.3年/49.2坪)
久が原駅-263万/坪
(12.8年/128坪)
220万/坪
(7.9年/27.2坪)
千鳥町駅188万/坪
(1.3年/28.7坪)
216万/坪
(16.4年/41.1坪)
-
池上駅145万/坪
(15.0年/25.5坪)
591万/坪
(6.7年/55.7坪)
186万/坪
(9.6年/20.0坪)
蓮沼駅164万/坪
(14.8年/23.8坪)
175万/坪
(17.3年/51.9坪)
326万/坪
(0年/51.4坪)
蒲田駅191万/坪
(28.8年/33.3坪)
148万/坪
(32.3年/30.6坪)
170万/坪
(21.5年/21.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

戸越銀座駅334.6 万/坪(昨年同期比 +71.4 %)

戸越銀座駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 335万円/坪(101万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +71.4%( +139.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 4.3年(昨年 13.0年から -67.3 %減)。平均土地面積は 28.2 坪 (昨年 74.1 坪から -61.9 %減)。平均建物面積は 95.3 坪 (昨年 31.0 坪から +207.3 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 13.0 年 → 2019年 4.3 年、-67.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 66.7 %)

雪が谷大塚駅230.5 万/坪(昨年同期比 +39.5 %)

雪が谷大塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 230万円/坪(69.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +39.5%( +65.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 8.9年(昨年 34.3年から -74.0 %減)。平均土地面積は 37.3 坪 (昨年 16.6 坪から +124.2 %増)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 15.1 坪から +190.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 34.3 年 → 2019年 8.9 年、-74.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.0 分 → 2019年 11.3 分、+277.8 %と大きく増加)

池上駅145.1 万/坪(昨年同期比 -75.5 %)

池上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 145万円/坪(43.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -75.5%( -446.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.0年(昨年 6.7年から +125.5 %増)。平均土地面積は 25.5 坪 (昨年 55.7 坪から -54.2 %減)。平均建物面積は 28.4 坪 (昨年 104.4 坪から -72.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 6.7 年 → 2019年 15.0 年、+125.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 9.0 分 → 2019年 10.0 分、+11.1 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 50.0 %)

石川台駅205.4 万/坪(昨年同期比 -28.2 %)

石川台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 205万円/坪(62.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -28.2%( -80.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 12.4年(昨年 1.6年から +660.7 %増)。平均土地面積は 25.1 坪 (昨年 26.5 坪から -5.0 %減)。平均建物面積は 30.4 坪 (昨年 26.7 坪から +14.2 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.9 分 → 2019年 5.1 分、-52.9 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 12.5 % → 2019年 62.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 1.6 年 → 2019年 12.4 年、+660.7 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 37.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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