東急大井町線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜3月期の東急大井町線 (大井町駅二子玉川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 265万円/坪(80.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -3.4%( -9.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 43 件(1年前(2020年)に比べて -30.6%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.9年(昨年 15.1年から +11.6 %増)。平均土地面積は 47.2 坪 (昨年 41.0 坪から +15.0 %増)。平均建物面積は 57.0 坪 (昨年 50.4 坪から +13.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。荏原町駅北千束駅自由が丘駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは緑が丘駅で昨年に比べ +103.4 %、坪単価は 308 万円/坪となった。

上位 2 駅(緑が丘駅北千束駅)は +75.6 %(坪単価 +117.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(尾山台駅上野毛駅)は -47.4 %(坪単価 -165.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.6 % → 2021年 25.6 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.5 % → 2021年 7.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 15.1 年 → 2021年 16.9 年、+11.6 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 44.8 % → 2021年 40.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 15.5 % → 2021年 17.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった自由が丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 590万円/坪(178万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +36.8%( +158.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった尾山台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -71.9%( -281.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

東急大井町線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東急大井町線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大井町駅204万/坪
(18.0年/21.9坪)
264万/坪
(15.1年/50.4坪)
305万/坪
(13.0年/25.2坪)
下神明駅228万/坪
(12.3年/26.0坪)
221万/坪
(5.3年/15.9坪)
271万/坪
(-0.50年/18.9坪)
戸越公園駅-254万/坪
(14.5年/25.7坪)
-
中延駅222万/坪
(20.0年/50.9坪)
203万/坪
(33.5年/28.0坪)
180万/坪
(31.0年/36.3坪)
荏原町駅294万/坪
(17.0年/19.7坪)
240万/坪
(0年/28.7坪)
256万/坪
(29.0年/12.9坪)
旗の台駅275万/坪
(18.3年/23.2坪)
231万/坪
(17.3年/29.2坪)
382万/坪
(18.3年/53.4坪)
北千束駅244万/坪
(0年/89.2坪)
165万/坪
(25.0年/16.6坪)
193万/坪
(24.0年/25.7坪)
大岡山駅313万/坪
(28.4年/111坪)
290万/坪
(0.20年/40.2坪)
254万/坪
(11.5年/38.9坪)
緑が丘駅308万/坪
(0.5年/33.3坪)
152万/坪
(40.0年/169坪)
99.2万/坪
(44.0年/16.6坪)
自由が丘駅590万/坪
(11.0年/32.5坪)
431万/坪
(28.8年/31.8坪)
282万/坪
(37.8年/57.5坪)
九品仏駅308万/坪
(16.7年/24.7坪)
308万/坪
(17.7年/59.9坪)
414万/坪
(8.0年/40.8坪)
尾山台駅110万/坪
(36.0年/40.8坪)
392万/坪
(1.8年/31.8坪)
355万/坪
(6.5年/29.5坪)
等々力駅267万/坪
(17.6年/42.0坪)
252万/坪
(11.0年/39.8坪)
327万/坪
(1.0年/40.8坪)
上野毛駅165万/坪
(26.0年/163坪)
214万/坪
(18.0年/46.4坪)
230万/坪
(12.7年/36.3坪)
二子玉川駅214万/坪
(15.6年/39.8坪)
229万/坪
(17.6年/42.0坪)
280万/坪
(1.0年/33.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

緑が丘駅308.2 万/坪(昨年同期比 +103.4 %)

緑が丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 308万円/坪(93.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +103.4%( +156.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 40.0年から -98.8 %減)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 169.4 坪から -80.4 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 145.2 坪から -73.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 40.0 年 → 2021年 0.5 年、-98.8 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.0 分 → 2021年 5.5 分、-38.9 %と大きく減少)

北千束駅244.3 万/坪(昨年同期比 +47.8 %)

北千束駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 244万円/坪(73.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +47.8%( +79.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.0年(昨年 25.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 16.6 坪から +436.4 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 27.2 坪から +155.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 25.0 年 → 2021年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 4.0 分 → 2021年 4.5 分、+12.5 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

尾山台駅110.2 万/坪(昨年同期比 -71.9 %)

尾山台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -71.9%( -281.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.0年(昨年 1.8年から +1862.0 %増)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 31.8 坪から +28.6 %増)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 33.3 坪から +63.6 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 1.8 年 → 2021年 36.0 年、+1862.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 14.0 分、+40.0 %と大きく増加)

上野毛駅164.8 万/坪(昨年同期比 -22.9 %)

上野毛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(49.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -22.9%( -49.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.0年(昨年 18.0年から +44.4 %増)。平均土地面積は 163.4 坪 (昨年 46.4 坪から +252.2 %増)。平均建物面積は 204.9 坪 (昨年 78.1 坪から +162.3 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 18.0 年 → 2021年 26.0 年、+44.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2020年 10.7 分 → 2021年 12.0 分、+12.5 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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