東京メトロ有楽町線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年7月〜9月期の東京メトロ有楽町線 (地下鉄成増駅新木場駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 210万円/坪(63.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -38.4%( -130.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 61 件(1年前(2019年)に比べて +19.6%( +10件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 15.4年(昨年 25.1年から -38.6 %減)。平均土地面積は 28.3 坪 (昨年 43.0 坪から -34.0 %減)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 52.8 坪から -25.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。氷川台駅要町駅東池袋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは江戸川橋駅で昨年に比べ +183.3 %、坪単価は 312 万円/坪となった。

上位 2 駅(江戸川橋駅東池袋駅)は +130.8 %(坪単価 +138.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(飯田橋駅池袋駅)は -48.9 %(坪単価 -312.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 25.1 年 → 2020年 15.4 年、-38.6 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 2.0 % → 2020年 8.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 48.3 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 25.5 % → 2020年 14.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった江戸川橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 312万円/坪(94.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +183.3%( +202.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった地下鉄赤塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 154万円/坪(46.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +16.7%( +22.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

東京メトロ有楽町線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東京メトロ有楽町線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
地下鉄成増駅156万/坪
(0.5年/29.5坪)
134万/坪
(20.5年/25.0坪)
158万/坪
(8.8年/25.2坪)
地下鉄赤塚駅154万/坪
(36.5年/30.8坪)
132万/坪
(27.5年/18.9坪)
199万/坪
(10.7年/29.5坪)
平和台駅199万/坪
(8.2年/24.6坪)
189万/坪
(14.2年/82.9坪)
210万/坪
(18.3年/45.5坪)
氷川台駅256万/坪
(0.8年/35.3坪)
192万/坪
(13.2年/32.8坪)
210万/坪
(4.3年/33.8坪)
小竹向原駅171万/坪
(16.5年/29.2坪)
212万/坪
(3.5年/29.1坪)
158万/坪
(15.6年/31.8坪)
千川駅215万/坪
(2.8年/21.0坪)
270万/坪
(45.5年/42.7坪)
229万/坪
(7.3年/23.3坪)
要町駅224万/坪
(19.0年/21.7坪)
181万/坪
(25.5年/55.2坪)
168万/坪
(31.2年/35.7坪)
池袋駅223万/坪
(12.5年/34.8坪)
294万/坪
(56.5年/45.4坪)
256万/坪
(31.7年/45.1坪)
東池袋駅170万/坪
(49.5年/63.5坪)
95.2万/坪
(50.5年/15.6坪)
209万/坪
(43.5年/42.4坪)
護国寺駅-193万/坪
(24.5年/19.7坪)
229万/坪
(43.0年/44.6坪)
江戸川橋駅312万/坪
(22.0年/39.3坪)
110万/坪
(31.5年/42.4坪)
282万/坪
(19.5年/26.5坪)
飯田橋駅198万/坪
(19.5年/31.8坪)
751万/坪
(45.0年/140坪)
-
市ケ谷駅-526万/坪
(36.9年/42.9坪)
420万/坪
(29.2年/73.1坪)
麹町駅--1,157万/坪
(0年/160坪)
永田町駅---
有楽町駅---
銀座一丁目駅171万/坪
(57.5年/34.8坪)
--
新富町駅248万/坪
(31.0年/20.4坪)
--
月島駅255万/坪
(51.5年/27.2坪)
263万/坪
(32.1年/20.9坪)
392万/坪
(43.5年/19.4坪)
豊洲駅159万/坪
(18.5年/24.2坪)
--
辰巳駅---
新木場駅--

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

江戸川橋駅312.2 万/坪(昨年同期比 +183.3 %)

江戸川橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 312万円/坪(94.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +183.3%( +202.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.0年(昨年 31.5年から -30.1 %減)。平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 42.4 坪から -7.1 %減)。平均建物面積は 66.6 坪 (昨年 108.9 坪から -38.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 31.5 年 → 2020年 22.0 年、-30.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

東池袋駅169.8 万/坪(昨年同期比 +78.3 %)

東池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 170万円/坪(51.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +78.3%( +74.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 49.5年(昨年 50.5年から -2.0 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 15.6 坪から +306.5 %増)。平均建物面積は 111.9 坪 (昨年 18.7 坪から +500.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 5.7 分 → 2020年 1.0 分、-82.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

飯田橋駅198.3 万/坪(昨年同期比 -73.6 %)

飯田橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 198万円/坪(60.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -73.6%( -553.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.5年(昨年 45.0年から -56.7 %減)。平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 139.9 坪から -77.3 %減)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 66.6 坪から -9.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 45.0 年 → 2020年 19.5 年、-56.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 8.0 分 → 2020年 7.0 分、-12.5 %と減少)

池袋駅223.2 万/坪(昨年同期比 -24.1 %)

池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 223万円/坪(67.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -24.1%( -71.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 56.5年から -77.9 %減)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 45.4 坪から -23.3 %減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 275.3 坪から -81.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 56.5 年 → 2020年 12.5 年、-77.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.0 分 → 2020年 9.8 分、+225.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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