東京メトロ丸ノ内線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の東京メトロ丸ノ内線 (池袋駅荻窪駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 268万円/坪(81.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -18.0%( -58.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 65 件(1年前(2018年)に比べて +6.6%( +4件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 20.9年(昨年 17.5年から +19.4 %増)。平均土地面積は 47.8 坪 (昨年 42.7 坪から +12.1 %増)。平均建物面積は 60.3 坪 (昨年 78.9 坪から -23.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。新大塚駅茗荷谷駅南阿佐ケ谷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは茗荷谷駅で昨年に比べ +62.8 %、坪単価は 268 万円/坪となった。

上位 2 駅(茗荷谷駅新大塚駅)は +47.6 %(坪単価 +87.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新宿駅池袋駅)は -67.8 %(坪単価 -340.5 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 17.5 年 → 2019年 20.9 年、+19.4 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 39.7 % → 2019年 32.8 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.5 % → 2019年 19.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった銀座駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,377万円/坪(417万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -59.6%( -2028.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -63.3%( -176.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

東京メトロ丸ノ内線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東京メトロ丸ノ内線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
池袋駅102万/坪
(36.3年/72.6坪)
278万/坪
(7.3年/42.0坪)
241万/坪
(50.0年/35.7坪)
新大塚駅289万/坪
(15.8年/33.3坪)
218万/坪
(18.9年/63.5坪)
237万/坪
(19.8年/33.3坪)
茗荷谷駅268万/坪
(7.8年/21.2坪)
164万/坪
(20.3年/55.0坪)
118万/坪
(38.3年/27.2坪)
後楽園駅227万/坪
(38.3年/77.9坪)
--
本郷三丁目駅223万/坪
(39.9年/51.4坪)
290万/坪
(16.3年/74.9坪)
234万/坪
(37.3年/31.0坪)
御茶ノ水駅-635万/坪
(47.3年/15.1坪)
693万/坪
(28.3年/39.3坪)
淡路町駅-708万/坪
(15.3年/57.5坪)
-
大手町駅---
東京駅---
銀座駅1,377万/坪
(2.3年/56.0坪)
3,406万/坪
(0.25年/15.1坪)
589万/坪
(51.3年/13.6坪)
国会議事堂前駅---
赤坂見附駅311万/坪
(36.3年/60.5坪)
-337万/坪
(33.8年/46.1坪)
四ツ谷駅381万/坪
(31.0年/90.4坪)
1,033万/坪
(48.3年/145坪)
302万/坪
(8.3年/16.6坪)
四谷三丁目駅233万/坪
(38.3年/24.2坪)
268万/坪
(28.8年/110坪)
364万/坪
(44.6年/75.6坪)
新宿御苑前駅-280万/坪
(45.3年/139坪)
155万/坪
(27.3年/87.7坪)
新宿三丁目駅---
新宿駅194万/坪
(28.3年/30.3坪)
699万/坪
(45.3年/26.5坪)
-
西新宿駅---
中野坂上駅291万/坪
(11.8年/22.7坪)
260万/坪
(7.6年/28.2坪)
252万/坪
(11.3年/30.0坪)
新中野駅209万/坪
(17.9年/27.7坪)
182万/坪
(66.3年/37.1坪)
269万/坪
(7.8年/42.7坪)
東高円寺駅210万/坪
(25.0年/30.3坪)
204万/坪
(18.3年/26.8坪)
194万/坪
(25.3年/29.5坪)
新高円寺駅230万/坪
(15.1年/28.9坪)
217万/坪
(6.5年/31.1坪)
201万/坪
(14.9年/29.7坪)
南阿佐ケ谷駅301万/坪
(3.1年/66.6坪)
231万/坪
(12.5年/31.4坪)
220万/坪
(18.8年/84.0坪)
荻窪駅225万/坪
(18.1年/44.9坪)
215万/坪
(15.9年/32.9坪)
238万/坪
(18.2年/52.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

茗荷谷駅267.5 万/坪(昨年同期比 +62.8 %)

茗荷谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 268万円/坪(80.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +62.8%( +103.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 7.8年(昨年 20.3年から -61.7 %減)。平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 55.0 坪から -61.5 %減)。平均建物面積は 25.0 坪 (昨年 285.9 坪から -91.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 20.3 年 → 2019年 7.8 年、-61.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.0 分 → 2019年 7.5 分、+25.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

新大塚駅289.3 万/坪(昨年同期比 +32.4 %)

新大塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 289万円/坪(87.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +32.4%( +70.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 15.8年(昨年 18.9年から -16.7 %減)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 63.5 坪から -47.6 %減)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 100.8 坪から -55.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 18.9 年 → 2019年 15.8 年、-16.7 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)

新宿駅194.5 万/坪(昨年同期比 -72.2 %)

新宿駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 194万円/坪(58.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -72.2%( -504.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.3年(昨年 45.3年から -37.6 %減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 26.5 坪から +14.3 %増)。平均建物面積は 154.3 坪 (昨年 121.0 坪から +27.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 45.3 年 → 2019年 28.3 年、-37.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 10.0 分、+100.0 %と大きく増加)

池袋駅102.1 万/坪(昨年同期比 -63.3 %)

池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -63.3%( -176.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 7.3年から +399.9 %増)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 42.0 坪から +73.0 %増)。平均建物面積は 205.7 坪 (昨年 171.4 坪から +20.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.2 分 → 2019年 7.0 分、-24.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 7.3 年 → 2019年 36.3 年、+399.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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