小田急小田原線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年10月〜12月期の小田急小田原線 (新宿駅町田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 226万円/坪(68.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +14.0%( +27.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 134 件(1年前(2020年)に比べて -13.5%( -21件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 16.2年(昨年 9.4年から +72.2 %増)。平均土地面積は 40.5 坪 (昨年 44.8 坪から -9.7 %減)。平均建物面積は 37.9 坪 (昨年 38.8 坪から -2.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。代々木八幡駅経堂駅玉川学園前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは代々木八幡駅で昨年に比べ +49.2 %、坪単価は 593 万円/坪となった。

上位 2 駅(代々木八幡駅経堂駅)は +41.2 %(坪単価 +133.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(豪徳寺駅梅ケ丘駅)は -34.5 %(坪単価 -107.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 9.7 % → 2021年 13.4 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.0 % → 2021年 3.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 9.4 年 → 2021年 16.2 年、+72.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.3 % → 2021年 12.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 15.9 % → 2021年 25.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった代々木八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 593万円/坪(179万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +49.2%( +195.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鶴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +3.0%( +3.6万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて -17.9%( -5件/坪)と不調に推移しています。)。

小田急小田原線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
小田急小田原線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新宿駅2,548万/坪
(39.3年/20.4坪)
-182万/坪
(47.0年/43.9坪)
南新宿駅331万/坪
(25.8年/13.6坪)
-271万/坪
(30.8年/185坪)
参宮橋駅198万/坪
(30.8年/13.6坪)
-354万/坪
(10.8年/21.2坪)
代々木八幡駅593万/坪
(55.8年/46.9坪)
398万/坪
(0.8年/84.7坪)
-
代々木上原駅358万/坪
(20.1年/33.3坪)
439万/坪
(15.3年/61.3坪)
306万/坪
(35.3年/113坪)
東北沢駅275万/坪
(0.8年/31.8坪)
304万/坪
(3.3年/13.6坪)
-
下北沢駅332万/坪
(13.5年/35.9坪)
304万/坪
(29.1年/42.9坪)
425万/坪
(29.4年/82.9坪)
世田谷代田駅256万/坪
(52.3年/43.9坪)
291万/坪
(6.4年/117坪)
210万/坪
(12.8年/46.9坪)
梅ケ丘駅216万/坪
(32.8年/57.5坪)
329万/坪
(6.8年/18.9坪)
226万/坪
(41.8年/45.4坪)
豪徳寺駅191万/坪
(29.4年/39.8坪)
293万/坪
(1.1年/18.7坪)
220万/坪
(32.8年/33.3坪)
経堂駅287万/坪
(12.5年/27.6坪)
216万/坪
(16.3年/23.1坪)
286万/坪
(0.8年/21.2坪)
千歳船橋駅223万/坪
(19.3年/41.9坪)
257万/坪
(3.8年/27.5坪)
269万/坪
(12.2年/63.7坪)
祖師ケ谷大蔵駅234万/坪
(16.1年/26.9坪)
254万/坪
(8.1年/32.9坪)
231万/坪
(11.0年/41.4坪)
成城学園前駅216万/坪
(0.8年/30.3坪)
233万/坪
(10.6年/86.2坪)
249万/坪
(11.4年/72.7坪)
喜多見駅207万/坪
(8.6年/34.8坪)
207万/坪
(4.0年/37.0坪)
142万/坪
(8.5年/57.2坪)
狛江駅182万/坪
(9.0年/36.8坪)
183万/坪
(10.5年/28.7坪)
111万/坪
(30.8年/33.6坪)
和泉多摩川駅146万/坪
(16.5年/38.6坪)
178万/坪
(13.6年/53.2坪)
133万/坪
(20.3年/28.7坪)
鶴川駅121万/坪
(14.3年/48.7坪)
117万/坪
(8.6年/46.2坪)
82.7万/坪
(20.8年/57.5坪)
玉川学園前駅128万/坪
(12.5年/50.9坪)
104万/坪
(18.3年/59.3坪)
137万/坪
(14.1年/67.8坪)
町田駅136万/坪
(18.2年/46.7坪)
165万/坪
(4.1年/36.8坪)
117万/坪
(11.4年/56.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

代々木八幡駅593.3 万/坪(昨年同期比 +49.2 %)

代々木八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 593万円/坪(179万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +49.2%( +195.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 55.8年(昨年 0.8年から +7305.1 %増)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 84.7 坪から -44.6 %減)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 193.6 坪から -69.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 4.0 分 → 2021年 3.0 分、-25.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 0.8 年 → 2021年 55.8 年、+7305.1 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

経堂駅287.3 万/坪(昨年同期比 +33.1 %)

経堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 287万円/坪(86.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +33.1%( +71.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 16.3年から -23.1 %減)。平均土地面積は 27.6 坪 (昨年 23.1 坪から +19.7 %増)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 25.3 坪から +22.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 16.3 年 → 2021年 12.5 年、-23.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.8 分 → 2021年 8.4 分、-28.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 25.0 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 37.5 %)

豪徳寺駅191.1 万/坪(昨年同期比 -34.8 %)

豪徳寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 191万円/坪(57.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -34.8%( -102.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 29.4年(昨年 1.1年から +2606.7 %増)。平均土地面積は 39.8 坪 (昨年 18.7 坪から +113.5 %増)。平均建物面積は 72.1 坪 (昨年 25.7 坪から +180.4 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 5.3 分 → 2021年 3.7 分、-31.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 1.1 年 → 2021年 29.4 年、+2606.7 %と大きく増加)

梅ケ丘駅216.1 万/坪(昨年同期比 -34.2 %)

梅ケ丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 216万円/坪(65.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -34.2%( -112.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 32.8年(昨年 6.8年から +385.0 %増)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 18.9 坪から +204.0 %増)。平均建物面積は 78.7 坪 (昨年 28.0 坪から +181.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 6.8 年 → 2021年 32.8 年、+385.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 7.0 分、+75.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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