小田急多摩線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の小田急多摩線 (小田急永山駅唐木田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 127万円/坪(38.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -1.5%( -2.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 29 件(1年前(2020年)に比べて -25.6%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.2年(昨年 8.9年から +59.4 %増)。平均土地面積は 50.4 坪 (昨年 60.5 坪から -16.7 %減)。平均建物面積は 34.6 坪 (昨年 60.4 坪から -42.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。

上位 1 駅(唐木田駅)は -33.1 %(坪単価 -39.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小田急永山駅)は -50.3 %(坪単価 -53.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.9 % → 2021年 4.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 8.9 年 → 2021年 14.2 年、+59.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.8 % → 2021年 20.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.9 % → 2021年 36.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった唐木田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.5万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -33.1%( -39.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった小田急永山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.6万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -50.3%( -53.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

小田急多摩線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
小田急多摩線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
小田急永山駅52.6万/坪
(35.0年/130坪)
106万/坪
(37.5年/63.5坪)
-
小田急多摩センター駅-112万/坪
(16.6年/37.8坪)
-
唐木田駅79.5万/坪
(24.1年/52.1坪)
119万/坪
(16.7年/45.7坪)
75.2万/坪
(20.8年/148坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

唐木田駅79.5 万/坪(昨年同期比 -33.1 %)

唐木田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.5万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -33.1%( -39.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.1年(昨年 16.7年から +44.5 %増)。平均土地面積は 52.1 坪 (昨年 45.7 坪から +14.1 %増)。平均建物面積は 34.1 坪 (昨年 34.2 坪から -0.2 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 11.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 16.7 年 → 2021年 24.1 年、+44.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.7 分 → 2021年 25.7 分、+45.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 44.4 %)

小田急永山駅52.6 万/坪(昨年同期比 -50.3 %)

小田急永山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.6万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -50.3%( -53.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 35.0年(昨年 37.5年から -6.7 %減)。平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 63.5 坪から +104.8 %増)。平均建物面積は 118.0 坪 (昨年 30.3 坪から +290.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 18.0 分 → 2021年 30.0 分、+66.7 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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