中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の京王新線 (初台駅~笹塚駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 275万円/坪(83.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +22.0%( +49.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて +60.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 27.3年から -10.0 %減)。平均土地面積は 40.2 坪 (昨年 37.8 坪から +6.2 %増)。平均建物面積は 58.7 坪 (昨年 50.4 坪から +16.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。笹塚駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは笹塚駅で昨年に比べ +45.5 %、坪単価は 277 万円/坪となった。
上位 1 駅(笹塚駅)は +45.5 %(坪単価 +86.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(幡ケ谷駅)は -2.4 %(坪単価 -6.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 27.3 年 → 2022年 24.6 年、-10.0 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 31.2 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 30.0 % → 2022年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった笹塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 277万円/坪(83.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +45.5%( +86.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった幡ケ谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 272万円/坪(82.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -2.4%( -6.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
京王新線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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初台駅 | 274万/坪 (15.5年/20.4坪) | 271万/坪 (9.0年/18.2坪) | - |
幡ケ谷駅 | 272万/坪 (24.2年/46.7坪) | 279万/坪 (30.4年/48.9坪) | 222万/坪 (18.8年/27.2坪) |
笹塚駅 | 277万/坪 (27.6年/39.3坪) | 190万/坪 (28.9年/35.5坪) | 202万/坪 (31.3年/26.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
笹塚駅 277.1 万/坪(昨年同期比 +45.5 %)
笹塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 277万円/坪(83.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +45.5%( +86.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 28.9年から -4.4 %減)。平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 35.5 坪から +10.6 %増)。平均建物面積は 40.4 坪 (昨年 41.8 坪から -3.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 28.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 28.6 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 42.9 %)
幡ケ谷駅 272.2 万/坪(昨年同期比 -2.4 %)
幡ケ谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 272万円/坪(82.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -2.4%( -6.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 30.4年から -20.4 %減)。平均土地面積は 46.7 坪 (昨年 48.9 坪から -4.6 %減)。平均建物面積は 83.6 坪 (昨年 74.6 坪から +12.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 30.4 年 → 2022年 24.2 年、-20.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.0 分 → 2022年 7.0 分、-22.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 28.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示