東急田園都市線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年7月〜9月期の東急田園都市線 (渋谷駅南町田グランベリーパーク駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 415万円/坪(126万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +78.4%( +182.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 70 件(1年前(2020年)に比べて +11.1%( +7件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 16.2年(昨年 16.1年から +0.4 %増)。平均土地面積は 46.8 坪 (昨年 48.7 坪から -3.9 %減)。平均建物面積は 54.3 坪 (昨年 64.0 坪から -15.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。池尻大橋駅駒沢大学駅桜新町駅すずかけ台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは渋谷駅で昨年に比べ +393.7 %、坪単価は 1,713 万円/坪となった。

上位 2 駅(渋谷駅駒沢大学駅)は +230.1 %(坪単価 +766.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(二子玉川駅南町田グランベリーパーク駅)は -18.9 %(坪単価 -52.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.3 % → 2021年 20.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.8 % → 2021年 17.2 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.4 % → 2021年 31.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.5 % → 2021年 14.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった渋谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,713万円/坪(518万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +393.7%( +1366.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった南町田グランベリーパーク駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -11.9%( -14.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

東急田園都市線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東急田園都市線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
渋谷駅1,713万/坪
(34.3年/23.6坪)
347万/坪
(15.5年/30.3坪)
768万/坪
(29.3年/30.6坪)
池尻大橋駅455万/坪
(28.7年/48.7坪)
311万/坪
(17.5年/31.1坪)
244万/坪
(18.3年/57.0坪)
三軒茶屋駅300万/坪
(16.1年/52.9坪)
277万/坪
(14.7年/28.7坪)
210万/坪
(18.3年/39.8坪)
駒沢大学駅419万/坪
(6.3年/29.2坪)
251万/坪
(23.1年/42.9坪)
210万/坪
(14.5年/35.5坪)
桜新町駅310万/坪
(23.6年/93.0坪)
204万/坪
(40.0年/37.1坪)
222万/坪
(17.5年/58.5坪)
用賀駅303万/坪
(21.6年/31.8坪)
292万/坪
(7.3年/54.5坪)
248万/坪
(11.3年/32.4坪)
二子玉川駅257万/坪
(3.6年/34.8坪)
347万/坪
(3.1年/31.5坪)
187万/坪
(17.3年/74.4坪)
つくし野駅-61.7万/坪
(33.5年/31.8坪)
101万/坪
(27.0年/82.4坪)
すずかけ台駅166万/坪
(3.5年/47.6坪)
127万/坪
(11.6年/76.8坪)
61.6万/坪
(41.5年/60.5坪)
南町田グランベリーパーク駅110万/坪
(13.8年/51.4坪)
125万/坪
(13.1年/72.2坪)
141万/坪
(7.5年/45.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

渋谷駅1713.5 万/坪(昨年同期比 +393.7 %)

渋谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,713万円/坪(518万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +393.7%( +1366.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 34.3年(昨年 15.5年から +120.9 %増)。平均土地面積は 23.6 坪 (昨年 30.3 坪から -22.0 %減)。平均建物面積は 52.0 坪 (昨年 121.0 坪から -57.0 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 15.5 年 → 2021年 34.3 年、+120.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 8.4 分、+20.0 %と大きく増加)

駒沢大学駅418.6 万/坪(昨年同期比 +66.5 %)

駒沢大学駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 419万円/坪(127万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +66.5%( +167.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて -31.2%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 6.3年(昨年 23.1年から -72.7 %減)。平均土地面積は 29.2 坪 (昨年 42.9 坪から -32.1 %減)。平均建物面積は 33.6 坪 (昨年 67.5 坪から -50.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 23.1 年 → 2021年 6.3 年、-72.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 12.2 分 → 2021年 9.1 分、-25.8 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 % → 2021年 27.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 31.2 % → 2021年 50.0 %)

二子玉川駅257.4 万/坪(昨年同期比 -25.9 %)

二子玉川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 257万円/坪(77.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -25.9%( -89.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 3.6年(昨年 3.1年から +16.1 %増)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 31.5 坪から +10.6 %増)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 32.1 坪から -12.7 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 % → 2021年 80.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 3.1 年 → 2021年 3.6 年、+16.1 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 18.0 分 → 2021年 26.3 分、+46.1 %と大きく増加)

南町田グランベリーパーク駅110.0 万/坪(昨年同期比 -11.9 %)

南町田グランベリーパーク駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -11.9%( -14.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.8年(昨年 13.1年から +5.8 %増)。平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 72.2 坪から -28.8 %減)。平均建物面積は 40.5 坪 (昨年 62.9 坪から -35.7 %減)。

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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