【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期の東京りんかい線 (新木場駅~大崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 241万円/坪(72.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +74.1%( +102.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 32.5年から -54.8 %減)。平均土地面積は 50.4 坪 (昨年 15.9 坪から +217.5 %増)。平均建物面積は 78.3 坪 (昨年 26.5 坪から +195.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。大崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大井町駅で昨年に比べ +214.3 %、坪単価は 208 万円/坪となった。
上位 1 駅(大井町駅)は +214.3 %(坪単価 +141.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大崎駅)は +61.7 %(坪単価 +130.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 32.5 年 → 2021年 14.7 年、-54.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.5 分 → 2021年 6.8 分、-34.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 341万円/坪(103万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +61.7%( +130.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大井町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 208万円/坪(62.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +214.3%( +141.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
東京りんかい線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新木場駅 | - | - | |
東雲駅 | - | - | - |
東京テレポート駅 | - | - | - |
天王洲アイル駅 | - | - | - |
品川シーサイド駅 | - | - | - |
大井町駅 | 208万/坪 (18.5年/68.1坪) | 66.1万/坪 (42.5年/15.1坪) | 207万/坪 (0.5年/43.9坪) |
大崎駅 | 341万/坪 (-0.50年/15.1坪) | 211万/坪 (22.5年/16.6坪) | 208万/坪 (21.5年/15.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大井町駅 207.8 万/坪(昨年同期比 +214.3 %)
大井町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 208万円/坪(62.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +214.3%( +141.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 42.5年から -56.5 %減)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 15.1 坪から +350.0 %増)。平均建物面積は 97.8 坪 (昨年 28.7 坪から +240.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 42.5 年 → 2021年 18.5 年、-56.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.0 分 → 2021年 6.0 分、-25.0 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 25.0 %)
大崎駅 340.8 万/坪(昨年同期比 +61.7 %)
大崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 341万円/坪(103万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +61.7%( +130.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は -0.5年(昨年 22.5年から -102.2 %減)。平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 16.6 坪から -9.1 %減)。平均建物面積は 19.7 坪 (昨年 24.2 坪から -18.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 22.5 年 → 2021年 -0.5 年、-102.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 13.0 分 → 2021年 8.5 分、-34.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示