多摩モノレール 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の多摩モノレール (上北台駅多摩センター駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -8.2%( -9.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 143 件(1年前(2018年)に比べて -26.7%( -52件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 12.0年(昨年 11.1年から +8.5 %増)。平均土地面積は 46.2 坪 (昨年 46.3 坪から -0.3 %減)。平均建物面積は 35.2 坪 (昨年 36.0 坪から -2.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。立飛駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは立飛駅で昨年に比べ +22.0 %、坪単価は 133 万円/坪となった。

上位 2 駅(立飛駅松が谷駅)は +20.4 %(坪単価 +18.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(泉体育館駅桜街道駅)は -30.1 %(坪単価 -35.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 0.5 % → 2019年 2.8 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.1 % → 2019年 7.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.3 % → 2019年 23.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 54.3 % → 2019年 51.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった玉川上水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +9.1%( +12.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて -45.9%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった多摩動物公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.4万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -2.5%( -1.7万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

多摩モノレール(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
多摩モノレール現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
上北台駅89.6万/坪
(8.6年/43.4坪)
105万/坪
(6.7年/42.4坪)
96.4万/坪
(18.5年/71.3坪)
桜街道駅77.0万/坪
(13.6年/74.1坪)
107万/坪
(14.0年/44.3坪)
115万/坪
(3.8年/37.2坪)
玉川上水駅144万/坪
(12.1年/35.8坪)
132万/坪
(13.8年/48.6坪)
142万/坪
(3.2年/37.7坪)
砂川七番駅143万/坪
(8.0年/33.4坪)
136万/坪
(7.8年/36.2坪)
129万/坪
(5.0年/37.8坪)
泉体育館駅87.0万/坪
(28.9年/48.4坪)
129万/坪
(11.3年/36.4坪)
114万/坪
(15.5年/38.7坪)
立飛駅133万/坪
(18.1年/34.0坪)
109万/坪
(9.4年/27.2坪)
119万/坪
(20.0年/77.1坪)
高松駅137万/坪
(14.8年/30.3坪)
160万/坪
(0.4年/23.0坪)
150万/坪
(30.9年/41.3坪)
立川北駅---
立川南駅--118万/坪
(22.3年/99.8坪)
柴崎体育館駅139万/坪
(14.8年/58.6坪)
154万/坪
(15.6年/37.4坪)
125万/坪
(16.3年/42.4坪)
甲州街道駅116万/坪
(8.3年/44.8坪)
109万/坪
(12.2年/58.5坪)
123万/坪
(15.9年/31.8坪)
万願寺駅140万/坪
(4.1年/39.7坪)
159万/坪
(7.8年/37.3坪)
103万/坪
(13.4年/84.3坪)
高幡不動駅114万/坪
(11.9年/49.3坪)
125万/坪
(8.8年/51.6坪)
111万/坪
(11.4年/68.2坪)
程久保駅73.2万/坪
(18.1年/84.1坪)
73.9万/坪
(27.6年/43.9坪)
86.2万/坪
(16.6年/64.3坪)
多摩動物公園駅64.4万/坪
(27.4年/52.6坪)
66.1万/坪
(22.3年/50.7坪)
93.6万/坪
(12.2年/40.6坪)
中央大学・明星大学駅101万/坪
(3.9年/38.6坪)
93.3万/坪
(13.6年/80.7坪)
86.5万/坪
(21.5年/74.1坪)
大塚・帝京大学駅106万/坪
(8.5年/45.4坪)
114万/坪
(7.1年/53.4坪)
92.0万/坪
(14.3年/45.4坪)
松が谷駅78.6万/坪
(35.6年/56.0坪)
66.1万/坪
(40.0年/30.3坪)
133万/坪
(0.3年/37.3坪)
多摩センター駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

立飛駅132.8 万/坪(昨年同期比 +22.0 %)

立飛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 133万円/坪(40.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +22.0%( +24.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 18.1年(昨年 9.4年から +93.3 %増)。平均土地面積は 34.0 坪 (昨年 27.2 坪から +25.0 %増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 28.0 坪から +5.4 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 13.5 分 → 2019年 11.0 分、-18.5 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 9.4 年 → 2019年 18.1 年、+93.3 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

松が谷駅78.6 万/坪(昨年同期比 +18.8 %)

松が谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.6万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +18.8%( +12.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 35.6年(昨年 40.0年から -10.9 %減)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 30.3 坪から +85.0 %増)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 24.2 坪から +59.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 40.0 年 → 2019年 35.6 年、-10.9 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 2.0 分 → 2019年 1.5 分、-25.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

泉体育館駅87.0 万/坪(昨年同期比 -32.5 %)

泉体育館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.0万円/坪(26.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -32.5%( -41.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.9年(昨年 11.3年から +154.9 %増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 36.4 坪から +32.9 %増)。平均建物面積は 52.7 坪 (昨年 28.6 坪から +84.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.4 % → 2019年 16.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 11.3 年 → 2019年 28.9 年、+154.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 12.1 分 → 2019年 14.2 分、+17.3 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.4 % → 2019年 66.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.4 % → 2019年 16.7 %)

桜街道駅77.0 万/坪(昨年同期比 -27.7 %)

桜街道駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.0万円/坪(23.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -27.7%( -29.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.6年(昨年 14.0年から -3.1 %減)。平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 44.3 坪から +67.2 %増)。平均建物面積は 89.7 坪 (昨年 27.5 坪から +226.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 15.0 分 → 2019年 17.8 分、+18.9 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.2 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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