つくばエクスプレス線 価格相場レポート
- 物件種別:中古一戸建て
- 対象路線:つくばエクスプレス線
秋葉原駅 六町駅 【7 駅】 - 調査期間:2019 - 4Q
2019年10月 2019年12月
中古一戸建て相場の概況
2019年10月〜12月期のつくばエクスプレス線 (秋葉原駅~六町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 163万円/坪(49.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +1.5%( +2.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 46 件(1年前(2018年)に比べて -34.3%( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.4年(昨年 18.0年から +7.9 %増)。平均土地面積は 30.6 坪 (昨年 33.6 坪から -8.8 %減)。平均建物面積は 44.0 坪 (昨年 53.8 坪から -18.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。南千住駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南千住駅で昨年に比べ +30.1 %、坪単価は 192 万円/坪となった。
上位 1 駅(南千住駅)は +30.1 %(坪単価 +44.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(青井駅)は -41.4 %(坪単価 -88.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 13.1 分 → 2019年 11.2 分、-13.9 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.8 % → 2019年 8.7 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.4 % → 2019年 2.2 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 38.2 % → 2019年 31.1 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.1 % → 2019年 22.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浅草駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 204万円/坪(61.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -2.6%( -5.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった青井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -41.4%( -88.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
つくばエクスプレス線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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秋葉原駅 | - | 188万/坪 (49.3年/48.4坪) | - |
新御徒町駅 | - | 92.3万/坪 (41.8年/33.3坪) | 196万/坪 (27.4年/25.7坪) |
浅草駅 | 204万/坪 (48.7年/35.6坪) | 209万/坪 (30.6年/28.6坪) | 331万/坪 (27.2年/56.9坪) |
南千住駅 | 192万/坪 (7.3年/29.3坪) | 148万/坪 (21.0年/27.2坪) | 131万/坪 (12.1年/23.4坪) |
北千住駅 | 186万/坪 (13.8年/24.9坪) | 169万/坪 (20.3年/34.4坪) | 110万/坪 (26.5年/50.8坪) |
青井駅 | 124万/坪 (19.1年/27.2坪) | 212万/坪 (26.8年/79.7坪) | 152万/坪 (0.8年/28.7坪) |
六町駅 | 131万/坪 (8.4年/33.7坪) | 147万/坪 (7.7年/32.6坪) | 118万/坪 (10.4年/39.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南千住駅 192.4 万/坪(昨年同期比 +30.1 %)
南千住駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 192万円/坪(58.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +30.1%( +44.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて -42.9%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 7.3年(昨年 21.0年から -65.4 %減)。平均土地面積は 29.3 坪 (昨年 27.2 坪から +7.6 %増)。平均建物面積は 26.8 坪 (昨年 40.9 坪から -34.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 21.0 年 → 2019年 7.3 年、-65.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 12.6 分 → 2019年 9.0 分、-28.8 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 38.5 % → 2019年 50.0 %)
青井駅 124.4 万/坪(昨年同期比 -41.4 %)
青井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -41.4%( -88.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 26.8年から -28.7 %減)。平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 79.7 坪から -65.8 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 38.3 坪から -22.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 26.8 年 → 2019年 19.1 年、-28.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2018年 11.7 分 → 2019年 10.3 分、-11.4 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示