中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期のJR飯田線 (豊橋駅~東栄駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.5万円/坪(24.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +5.9%( +4.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 84 件(1年前(2020年)に比べて -19.2%( -20件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 13.7年(昨年 12.5年から +9.5 %増)。平均土地面積は 73.0 坪 (昨年 74.4 坪から -2.0 %減)。平均建物面積は 48.3 坪 (昨年 36.2 坪から +33.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。三河一宮駅、野田城駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは野田城駅で昨年に比べ +83.4 %、坪単価は 74.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(野田城駅、三河一宮駅)は +53.8 %(坪単価 +27.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新城駅、豊川駅)は -43.6 %(坪単価 -17.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 11.3 % → 2021年 10.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.5 % → 2021年 23.1 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 53.6 % → 2021年 44.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三河一宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +24.3%( +21.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -81.3%( -30.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR飯田線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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豊橋駅 | 81.1万/坪 (13.5年/73.5坪) | 84.9万/坪 (11.2年/55.3坪) | 68.6万/坪 (21.0年/64.3坪) |
船町駅 | - | - | 102万/坪 (0.5年/48.4坪) |
下地駅 | - | 51.0万/坪 (15.5年/34.3坪) | 47.4万/坪 (14.5年/151坪) |
小坂井駅 | - | 78.7万/坪 (7.5年/172坪) | 69.3万/坪 (0.5年/81.7坪) |
牛久保駅 | 100.0万/坪 (20.8年/57.5坪) | 83.4万/坪 (5.9年/96.6坪) | 10.4万/坪 (36.5年/25.7坪) |
豊川駅 | 84.0万/坪 (4.6年/53.8坪) | 89.4万/坪 (8.3年/54.2坪) | 83.3万/坪 (5.1年/47.3坪) |
三河一宮駅 | 110万/坪 (6.0年/87.3坪) | 88.2万/坪 (1.2年/49.9坪) | 81.4万/坪 (39.0年/73.1坪) |
長山駅 | - | - | - |
江島駅 | - | - | - |
東上駅 | - | 17.3万/坪 (34.5年/158坪) | - |
野田城駅 | 74.0万/坪 (21.5年/303坪) | 40.4万/坪 (30.0年/108坪) | 46.6万/坪 (18.8年/44.6坪) |
新城駅 | 7.0万/坪 (45.5年/22.7坪) | 37.3万/坪 (20.0年/46.9坪) | - |
東新町駅 | - | 5.2万/坪 (45.5年/169坪) | - |
茶臼山駅 | - | - | - |
三河東郷駅 | - | - | - |
大海駅 | - | 25.6万/坪 (33.2年/120坪) | - |
鳥居駅 | - | - | - |
長篠城駅 | - | - | - |
本長篠駅 | - | 15.2万/坪 (0年/454坪) | - |
三河大野駅 | - | 57.9万/坪 (39.5年/230坪) | - |
湯谷温泉駅 | - | - | - |
三河槙原駅 | - | - | - |
柿平駅 | - | - | - |
三河川合駅 | 4.0万/坪 (44.5年/93.8坪) | - | - |
東栄駅 | - | 28.0万/坪 (17.5年/333坪) | 3.2万/坪 (69.6年/124坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
野田城駅 74.0 万/坪(昨年同期比 +83.4 %)
野田城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.0万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +83.4%( +33.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 30.0年から -28.3 %減)。平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 108.1 坪から +179.7 %増)。平均建物面積は 75.6 坪 (昨年 68.1 坪から +11.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.0 年 → 2021年 21.5 年、-28.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 54.0 分 → 2021年 14.0 分、-74.1 %と大きく減少)
三河一宮駅 109.6 万/坪(昨年同期比 +24.3 %)
三河一宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +24.3%( +21.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 6.0年(昨年 1.2年から +412.8 %増)。平均土地面積は 87.3 坪 (昨年 49.9 坪から +75.0 %増)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 31.8 坪から +3.2 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 1.2 年 → 2021年 6.0 年、+412.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.0 分 → 2021年 15.5 分、+29.2 %と大きく増加)
新城駅 7.0 万/坪(昨年同期比 -81.3 %)
新城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -81.3%( -30.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.5年(昨年 20.0年から +127.5 %増)。平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 46.9 坪から -51.6 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 34.8 坪から -17.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.0 分 → 2021年 3.0 分、-57.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 20.0 年 → 2021年 45.5 年、+127.5 %と大きく増加)
豊川駅 84.0 万/坪(昨年同期比 -6.0 %)
豊川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.0万円/坪(25.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -6.0%( -5.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて -35.3%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 4.6年(昨年 8.3年から -44.4 %減)。平均土地面積は 53.8 坪 (昨年 54.2 坪から -0.8 %減)。平均建物面積は 31.2 坪 (昨年 33.3 坪から -6.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 8.3 年 → 2021年 4.6 年、-44.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 64.7 % → 2021年 54.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示