JR武豊線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期のJR武豊線 (大府駅武豊駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.9万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +3.7%( +3.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて +79.2%( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.4年(昨年 6.5年から +45.0 %増)。平均土地面積は 52.3 坪 (昨年 64.5 坪から -18.9 %減)。平均建物面積は 33.4 坪 (昨年 39.5 坪から -15.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。亀崎駅乙川駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは半田駅で昨年に比べ +133.4 %、坪単価は 71.2 万円/坪となった。

上位 2 駅(半田駅亀崎駅)は +71.5 %(坪単価 +23.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(尾張森岡駅大府駅)は -22.4 %(坪単価 -23.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 52.2 % → 2020年 61.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 8.7 % → 2020年 4.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 6.5 年 → 2020年 9.4 年、+45.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2019年 15.0 分 → 2020年 17.3 分、+15.7 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 4.3 % → 2020年 14.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -11.6%( -15.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2019年)に比べて +433.3%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった尾張森岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -33.2%( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR武豊線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR武豊線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大府駅119万/坪
(6.8年/46.0坪)
135万/坪
(0.4年/42.9坪)
141万/坪
(1.8年/45.4坪)
尾張森岡駅62.8万/坪
(47.3年/56.7坪)
94.1万/坪
(7.2年/49.6坪)
89.3万/坪
(0.8年/33.3坪)
緒川駅-129万/坪
(-0.25年/90.8坪)
107万/坪
(0.8年/79.2坪)
石浜駅95.1万/坪
(9.6年/52.4坪)
104万/坪
(4.3年/53.7坪)
95.2万/坪
(6.8年/60.5坪)
東浦駅80.7万/坪
(8.1年/60.5坪)
82.6万/坪
(0.8年/53.7坪)
79.6万/坪
(9.0年/63.5坪)
亀崎駅81.7万/坪
(6.0年/48.8坪)
74.5万/坪
(11.3年/91.0坪)
56.7万/坪
(17.1年/62.0坪)
乙川駅71.4万/坪
(15.8年/87.3坪)
66.1万/坪
(-0.25年/53.7坪)
60.5万/坪
(12.0年/46.9坪)
半田駅71.2万/坪
(0.8年/41.2坪)
30.5万/坪
(17.3年/61.3坪)
56.7万/坪
(16.3年/46.1坪)
東成岩駅---
武豊駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

半田駅71.2 万/坪(昨年同期比 +133.4 %)

半田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +133.4%( +40.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 17.3年から -95.6 %減)。平均土地面積は 41.2 坪 (昨年 61.3 坪から -32.7 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 39.3 坪から -23.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 17.3 年 → 2020年 0.8 年、-95.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 10.5 分 → 2020年 9.2 分、-11.9 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)

亀崎駅81.7 万/坪(昨年同期比 +9.6 %)

亀崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.7万円/坪(24.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +9.6%( +7.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 6.0年(昨年 11.3年から -46.6 %減)。平均土地面積は 48.8 坪 (昨年 91.0 坪から -46.4 %減)。平均建物面積は 31.6 坪 (昨年 49.4 坪から -36.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 11.3 年 → 2020年 6.0 年、-46.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.0 分 → 2020年 11.6 分、-38.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 75.0 %)

尾張森岡駅62.8 万/坪(昨年同期比 -33.2 %)

尾張森岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -33.2%( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 47.3年(昨年 7.2年から +560.6 %増)。平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 49.6 坪から +14.3 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 40.2 坪から -24.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 7.2 年 → 2020年 47.3 年、+560.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2019年 17.6 分 → 2020年 21.0 分、+19.3 %と増加)

大府駅119.3 万/坪(昨年同期比 -11.6 %)

大府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -11.6%( -15.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2019年)に比べて +433.3%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 6.8年(昨年 0.4年から +1528.1 %増)。平均土地面積は 46.0 坪 (昨年 42.9 坪から +7.4 %増)。平均建物面積は 32.7 坪 (昨年 29.7 坪から +9.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 0.4 年 → 2020年 6.8 年、+1528.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.7 分 → 2020年 22.7 分、+44.8 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 53.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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