JR中央本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期のJR中央本線 (定光寺駅名古屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.1万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -38.2%( -50.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 60 件(1年前(2018年)に比べて -27.7%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.5年(昨年 11.0年から +22.8 %増)。平均土地面積は 62.9 坪 (昨年 54.7 坪から +15.1 %増)。平均建物面積は 47.0 坪 (昨年 43.9 坪から +7.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。新守山駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大曽根駅で昨年に比べ +138.9 %、坪単価は 135 万円/坪となった。

上位 2 駅(大曽根駅新守山駅)は +73.6 %(坪単価 +42.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(名古屋駅金山駅)は -60.2 %(坪単価 -898.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.6 % → 2019年 5.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 11.0 年 → 2019年 13.5 年、+22.8 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 62.2 % → 2019年 51.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.0 % → 2019年 25.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった鶴舞駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(47.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -3.7%( -6.0万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -97.2%( -1766.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR中央本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR中央本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
定光寺駅9.7万/坪
(44.3年/106坪)
-78.7万/坪
(11.3年/72.6坪)
高蔵寺駅71.5万/坪
(18.3年/67.9坪)
69.5万/坪
(12.9年/77.3坪)
74.6万/坪
(20.9年/73.6坪)
神領駅79.3万/坪
(8.5年/46.8坪)
91.6万/坪
(14.6年/48.4坪)
104万/坪
(4.2年/55.7坪)
春日井駅77.7万/坪
(17.3年/78.7坪)
99.3万/坪
(2.9年/45.9坪)
102万/坪
(4.6年/42.6坪)
勝川駅92.0万/坪
(10.6年/71.9坪)
104万/坪
(5.8年/39.7坪)
86.6万/坪
(13.2年/44.9坪)
新守山駅93.0万/坪
(9.8年/34.8坪)
85.9万/坪
(11.4年/54.5坪)
-
大曽根駅135万/坪
(0.25年/19.7坪)
56.7万/坪
(29.3年/19.7坪)
74.6万/坪
(23.0年/101坪)
千種駅-46.3万/坪
(42.3年/27.2坪)
-
鶴舞駅155万/坪
(0.25年/16.6坪)
161万/坪
(0.25年/27.2坪)
-
金山駅102万/坪
(0.25年/53.7坪)
132万/坪
(49.3年/15.1坪)
95.3万/坪
(16.6年/55.5坪)
名古屋駅51.4万/坪
(29.3年/49.9坪)
1,818万/坪
(42.8年/142坪)
597万/坪
(18.3年/61.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大曽根駅135.4 万/坪(昨年同期比 +138.9 %)

大曽根駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 135万円/坪(41.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +138.9%( +78.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 0.3年(昨年 29.3年から -99.1 %減)。平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 19.7 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 42.4 坪から -25.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 29.3 年 → 2019年 0.3 年、-99.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 6.0 分、+20.0 %と大きく増加)

新守山駅93.0 万/坪(昨年同期比 +8.3 %)

新守山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.0万円/坪(28.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +8.3%( +7.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 9.8年(昨年 11.4年から -14.3 %減)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 54.5 坪から -36.1 %減)。平均建物面積は 30.6 坪 (昨年 51.6 坪から -40.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 11.4 年 → 2019年 9.8 年、-14.3 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 62.5 % → 2019年 75.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.6 分 → 2019年 14.0 分、+20.4 %と大きく増加)

名古屋駅51.4 万/坪(昨年同期比 -97.2 %)

名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -97.2%( -1766.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.3年(昨年 42.8年から -31.6 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 142.2 坪から -64.9 %減)。平均建物面積は 136.1 坪 (昨年 180.0 坪から -24.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 42.8 年 → 2019年 29.3 年、-31.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

金山駅101.5 万/坪(昨年同期比 -23.2 %)

金山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -23.2%( -30.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.3年(昨年 49.3年から -99.5 %減)。平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 15.1 坪から +255.0 %増)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 22.7 坪から +166.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 49.3 年 → 2019年 0.3 年、-99.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.0 分 → 2019年 7.0 分、-56.2 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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