名鉄豊田線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の名鉄豊田線 (梅坪駅赤池駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +17.6%( +18.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 192 件(1年前(2020年)に比べて +4.9%( +9件/坪)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 8.9年(昨年 11.0年から -19.8 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 78.2 坪から -18.8 %減)。平均建物面積は 45.9 坪 (昨年 54.0 坪から -15.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が減少。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。黒笹駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上豊田駅で昨年に比べ +187.9 %、坪単価は 114 万円/坪となった。

上位 2 駅(上豊田駅黒笹駅)は +106.9 %(坪単価 +53.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(梅坪駅米野木駅)は -21.5 %(坪単価 -21.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 11.0 年 → 2021年 8.9 年、-19.8 %と減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.2 % → 2021年 4.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 21.1 % → 2021年 16.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 24.5 分 → 2021年 27.5 分、+12.4 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.8 % → 2021年 50.9 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 2.2 % → 2021年 0.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった黒笹駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 157万円/坪(47.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +26.0%( +32.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2020年)に比べて +62.5%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった梅坪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.1万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -29.8%( -30.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

名鉄豊田線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄豊田線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
梅坪駅71.1万/坪
(17.3年/107坪)
101万/坪
(14.9年/128坪)
129万/坪
(7.0年/83.9坪)
上豊田駅114万/坪
(38.8年/63.5坪)
39.7万/坪
(23.3年/93.8坪)
130万/坪
(10.8年/59.7坪)
浄水駅100万/坪
(20.8年/45.4坪)
105万/坪
(35.4年/269坪)
135万/坪
(-0.25年/72.6坪)
三好ケ丘駅98.8万/坪
(17.6年/87.8坪)
108万/坪
(6.5年/51.7坪)
102万/坪
(15.0年/54.6坪)
黒笹駅157万/坪
(3.7年/62.6坪)
125万/坪
(11.9年/82.7坪)
109万/坪
(4.3年/64.1坪)
米野木駅80.1万/坪
(11.3年/108坪)
92.3万/坪
(17.4年/82.9坪)
61.1万/坪
(29.2年/172坪)
日進駅110万/坪
(8.9年/59.1坪)
92.3万/坪
(12.8年/81.7坪)
108万/坪
(12.2年/65.2坪)
赤池駅135万/坪
(4.1年/51.0坪)
115万/坪
(5.5年/65.0坪)
120万/坪
(7.4年/53.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

上豊田駅114.2 万/坪(昨年同期比 +187.9 %)

上豊田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +187.9%( +74.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 38.8年(昨年 23.3年から +66.7 %増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 93.8 坪から -32.3 %減)。平均建物面積は 16.6 坪 (昨年 45.4 坪から -63.3 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 23.3 年 → 2021年 38.8 年、+66.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.0 分 → 2021年 18.0 分、+38.5 %と大きく増加)

黒笹駅157.3 万/坪(昨年同期比 +26.0 %)

黒笹駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 157万円/坪(47.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +26.0%( +32.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2020年)に比べて +62.5%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 3.7年(昨年 11.9年から -68.7 %減)。平均土地面積は 62.6 坪 (昨年 82.7 坪から -24.4 %減)。平均建物面積は 59.8 坪 (昨年 55.5 坪から +7.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 11.9 年 → 2021年 3.7 年、-68.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2020年 22.2 分 → 2021年 19.8 分、-10.6 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 64.7 % → 2021年 71.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 17.6 % → 2021年 9.7 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 5.9 % → 2021年 3.2 %)

梅坪駅71.1 万/坪(昨年同期比 -29.8 %)

梅坪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.1万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -29.8%( -30.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.3年(昨年 14.9年から +15.6 %増)。平均土地面積は 106.9 坪 (昨年 127.8 坪から -16.4 %減)。平均建物面積は 107.4 坪 (昨年 107.4 坪から +0.0 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 14.9 年 → 2021年 17.3 年、+15.6 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.8 分 → 2021年 39.0 分、+260.0 %と大きく増加)

米野木駅80.1 万/坪(昨年同期比 -13.2 %)

米野木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.1万円/坪(24.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -13.2%( -12.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 11.3年(昨年 17.4年から -35.0 %減)。平均土地面積は 107.7 坪 (昨年 82.9 坪から +29.9 %増)。平均建物面積は 57.1 坪 (昨年 60.2 坪から -5.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 17.4 年 → 2021年 11.3 年、-35.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.3 % → 2021年 44.4 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.7 分 → 2021年 24.6 分、+38.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 18.2 % → 2021年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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