名鉄瀬戸線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年7月〜9月期の名鉄瀬戸線 (東大手駅尾張瀬戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +17.6%( +15.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 88 件(1年前(2019年)に比べて +11.4%( +9件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 8.6年(昨年 13.8年から -37.7 %減)。平均土地面積は 52.3 坪 (昨年 54.1 坪から -3.4 %減)。平均建物面積は 41.5 坪 (昨年 42.6 坪から -2.5 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。森下駅小幡駅三郷駅尾張瀬戸駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは瀬戸市役所前駅で昨年に比べ +126.3 %、坪単価は 119 万円/坪となった。

上位 2 駅(瀬戸市役所前駅森下駅)は +98.9 %(坪単価 +70.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(尼ケ坂駅守山自衛隊前駅)は -32.9 %(坪単価 -59.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 13.8 年 → 2020年 8.6 年、-37.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 14.7 分 → 2020年 11.2 分、-24.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 12.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.4 % → 2020年 14.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった森下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 180万円/坪(54.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +71.6%( +75.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった尾張瀬戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.1万円/坪(20.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +23.7%( +12.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて -27.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

名鉄瀬戸線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄瀬戸線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東大手駅-88.2万/坪
(29.5年/30.3坪)
-
清水駅-106万/坪
(23.5年/22.7坪)
92.6万/坪
(39.0年/68.8坪)
尼ケ坂駅125万/坪
(10.2年/40.3坪)
215万/坪
(0.5年/44.6坪)
149万/坪
(4.8年/125坪)
森下駅180万/坪
(9.2年/28.2坪)
105万/坪
(21.5年/43.9坪)
112万/坪
(0年/18.2坪)
大曽根駅-120万/坪
(5.3年/29.5坪)
174万/坪
(0.5年/18.2坪)
矢田駅144万/坪
(1.3年/31.0坪)
-121万/坪
(0.5年/21.2坪)
守山自衛隊前駅91.2万/坪
(12.8年/35.9坪)
120万/坪
(0.5年/43.9坪)
112万/坪
(25.0年/68.1坪)
瓢箪山駅114万/坪
(3.1年/64.7坪)
116万/坪
(0.5年/33.3坪)
131万/坪
(0.5年/38.6坪)
小幡駅123万/坪
(6.9年/45.6坪)
89.4万/坪
(23.4年/60.5坪)
115万/坪
(5.1年/45.2坪)
喜多山駅115万/坪
(6.9年/41.8坪)
99.9万/坪
(4.3年/36.0坪)
79.9万/坪
(13.9年/59.9坪)
大森・金城学院前駅95.1万/坪
(14.5年/54.1坪)
-81.5万/坪
(23.3年/62.3坪)
印場駅80.6万/坪
(14.1年/117坪)
81.0万/坪
(15.8年/37.8坪)
114万/坪
(11.1年/45.7坪)
旭前駅90.5万/坪
(0年/48.4坪)
102万/坪
(13.0年/129坪)
104万/坪
(0.5年/40.1坪)
尾張旭駅86.4万/坪
(14.5年/43.9坪)
81.6万/坪
(12.7年/49.4坪)
93.7万/坪
(0.5年/38.6坪)
三郷駅92.1万/坪
(18.1年/44.4坪)
68.9万/坪
(24.2年/70.9坪)
85.2万/坪
(13.9年/54.1坪)
水野駅70.3万/坪
(10.9年/49.9坪)
80.1万/坪
(11.3年/57.5坪)
97.3万/坪
(3.8年/51.1坪)
新瀬戸駅86.6万/坪
(3.5年/45.1坪)
100万/坪
(29.5年/49.4坪)
68.8万/坪
(18.3年/47.6坪)
瀬戸市役所前駅119万/坪
(-0.21年/46.2坪)
52.6万/坪
(23.9年/39.3坪)
74.0万/坪
(5.2年/50.2坪)
尾張瀬戸駅67.1万/坪
(5.4年/53.3坪)
54.2万/坪
(6.0年/64.6坪)
63.9万/坪
(5.3年/69.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

瀬戸市役所前駅119.0 万/坪(昨年同期比 +126.3 %)

瀬戸市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +126.3%( +66.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は -0.2年(昨年 23.9年から -100.9 %減)。平均土地面積は 46.2 坪 (昨年 39.3 坪から +17.6 %増)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 29.7 坪から +10.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 23.9 年 → 2020年 -0.2 年、-100.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 10.7 分 → 2020年 8.3 分、-22.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 28.6 %)

森下駅180.3 万/坪(昨年同期比 +71.6 %)

森下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 180万円/坪(54.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +71.6%( +75.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.2年(昨年 21.5年から -57.3 %減)。平均土地面積は 28.2 坪 (昨年 43.9 坪から -35.6 %減)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 137.6 坪から -83.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 21.5 年 → 2020年 9.2 年、-57.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.0 分 → 2020年 6.0 分、-33.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 33.3 %)

尼ケ坂駅125.4 万/坪(昨年同期比 -41.8 %)

尼ケ坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 125万円/坪(37.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -41.8%( -90.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 10.2年(昨年 0.5年から +1919.0 %増)。平均土地面積は 40.3 坪 (昨年 44.6 坪から -9.6 %減)。平均建物面積は 43.4 坪 (昨年 49.9 坪から -13.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 6.5 分 → 2020年 4.7 分、-28.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 0.5 年 → 2020年 10.2 年、+1919.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 33.3 %)

守山自衛隊前駅91.2 万/坪(昨年同期比 -23.9 %)

守山自衛隊前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.2万円/坪(27.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -23.9%( -28.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.8年(昨年 0.5年から +2431.8 %増)。平均土地面積は 35.9 坪 (昨年 43.9 坪から -18.1 %減)。平均建物面積は 33.7 坪 (昨年 31.8 坪から +6.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 6.0 分 → 2020年 3.5 分、-41.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 0.5 年 → 2020年 12.8 年、+2431.8 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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