名鉄尾西線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の名鉄尾西線 (弥富駅玉ノ井駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.5万円/坪(19.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.1%( +0.7万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 250 件(1年前(2020年)に比べて -9.1%( -25件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 14.4年(昨年 12.5年から +15.7 %増)。平均土地面積は 73.1 坪 (昨年 70.8 坪から +3.3 %増)。平均建物面積は 45.2 坪 (昨年 44.0 坪から +2.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 11 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。五ノ三駅上丸渕駅玉ノ井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは玉ノ井駅で昨年に比べ +43.0 %、坪単価は 75.2 万円/坪となった。

上位 2 駅(玉ノ井駅五ノ三駅)は +35.5 %(坪単価 +16.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(弥富駅佐屋駅)は -37.6 %(坪単価 -30.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.7 % → 2021年 14.0 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 0.8 % → 2021年 1.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 12.5 年 → 2021年 14.4 年、+15.7 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 58.0 % → 2021年 50.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 17.9 % → 2021年 19.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった日比野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.1万円/坪(28.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +15.7%( +12.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 45 件(1年前(2020年)に比べて -15.1%( -8件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった萩原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.8万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -33.1%( -16.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(1年前(2020年)に比べて +45.5%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

名鉄尾西線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄尾西線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
弥富駅54.2万/坪
(8.0年/47.5坪)
89.9万/坪
(25.7年/64.1坪)
54.5万/坪
(3.1年/91.1坪)
五ノ三駅45.8万/坪
(17.4年/43.1坪)
35.8万/坪
(25.7年/55.0坪)
93.9万/坪
(0.25年/46.1坪)
佐屋駅44.5万/坪
(23.3年/69.7坪)
69.1万/坪
(15.1年/91.7坪)
55.4万/坪
(16.9年/90.9坪)
日比野駅95.1万/坪
(8.5年/61.4坪)
82.2万/坪
(13.7年/59.7坪)
73.0万/坪
(14.2年/73.9坪)
津島駅54.2万/坪
(14.5年/54.1坪)
63.1万/坪
(9.8年/55.6坪)
46.5万/坪
(18.0年/53.5坪)
町方駅65.8万/坪
(19.4年/63.9坪)
58.6万/坪
(7.1年/82.2坪)
63.9万/坪
(9.6年/76.9坪)
六輪駅47.0万/坪
(11.9年/47.6坪)
61.3万/坪
(12.0年/85.0坪)
39.4万/坪
(20.8年/52.3坪)
渕高駅56.6万/坪
(12.2年/60.3坪)
53.7万/坪
(11.1年/61.0坪)
42.1万/坪
(20.0年/161坪)
丸渕駅55.4万/坪
(17.2年/97.4坪)
51.4万/坪
(6.7年/70.5坪)
10.4万/坪
(38.5年/138坪)
上丸渕駅58.2万/坪
(10.7年/58.6坪)
47.7万/坪
(5.5年/111坪)
40.2万/坪
(11.2年/57.5坪)
森上駅42.5万/坪
(21.3年/90.6坪)
43.7万/坪
(18.9年/68.9坪)
52.6万/坪
(15.1年/150坪)
山崎駅54.3万/坪
(17.6年/108坪)
47.8万/坪
(15.0年/63.8坪)
21.6万/坪
(23.8年/90.8坪)
玉野駅40.2万/坪
(21.9年/111坪)
50.2万/坪
(5.3年/75.6坪)
54.2万/坪
(12.6年/59.5坪)
萩原駅33.8万/坪
(26.5年/116坪)
50.5万/坪
(7.0年/101坪)
54.2万/坪
(15.3年/80.8坪)
二子駅56.5万/坪
(14.7年/86.0坪)
59.8万/坪
(13.0年/106坪)
53.9万/坪
(19.8年/114坪)
苅安賀駅76.2万/坪
(13.5年/89.4坪)
-51.8万/坪
(19.7年/54.1坪)
観音寺駅84.4万/坪
(12.6年/60.2坪)
99.1万/坪
(11.2年/58.6坪)
105万/坪
(0.25年/44.2坪)
名鉄一宮駅--60.1万/坪
(1.5年/44.4坪)
西一宮駅82.8万/坪
(9.5年/65.7坪)
69.7万/坪
(18.2年/65.3坪)
90.4万/坪
(5.1年/37.6坪)
開明駅70.9万/坪
(9.3年/54.6坪)
62.1万/坪
(11.4年/56.5坪)
71.8万/坪
(5.2年/78.1坪)
奥町駅70.9万/坪
(13.9年/113坪)
64.5万/坪
(8.7年/72.1坪)
75.3万/坪
(12.9年/65.0坪)
玉ノ井駅75.2万/坪
(2.0年/47.6坪)
52.6万/坪
(7.1年/53.4坪)
60.9万/坪
(7.6年/67.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

玉ノ井駅75.2 万/坪(昨年同期比 +43.0 %)

玉ノ井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.2万円/坪(22.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +43.0%( +22.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 2.0年(昨年 7.1年から -72.3 %減)。平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 53.4 坪から -10.8 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 32.3 坪から -7.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 7.1 年 → 2021年 2.0 年、-72.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 83.3 %)

五ノ三駅45.8 万/坪(昨年同期比 +28.0 %)

五ノ三駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.8万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +28.0%( +10.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.4年(昨年 25.7年から -32.3 %減)。平均土地面積は 43.1 坪 (昨年 55.0 坪から -21.6 %減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 32.8 坪から +6.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 25.7 年 → 2021年 17.4 年、-32.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 13.3 分 → 2021年 15.0 分、+12.5 %と増加)

弥富駅54.2 万/坪(昨年同期比 -39.7 %)

弥富駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.2万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -39.7%( -35.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 8.0年(昨年 25.7年から -69.0 %減)。平均土地面積は 47.5 坪 (昨年 64.1 坪から -25.9 %減)。平均建物面積は 69.0 坪 (昨年 38.0 坪から +81.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 25.7 年 → 2021年 8.0 年、-69.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 60.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 20.0 %)

佐屋駅44.5 万/坪(昨年同期比 -35.6 %)

佐屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.5万円/坪(13.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -35.6%( -24.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて -30.8%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.3年(昨年 15.1年から +54.4 %増)。平均土地面積は 69.7 坪 (昨年 91.7 坪から -23.9 %減)。平均建物面積は 33.6 坪 (昨年 36.0 坪から -6.8 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 23.1 % → 2021年 22.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 15.1 年 → 2021年 23.3 年、+54.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2020年 13.2 分 → 2021年 15.8 分、+19.9 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 15.4 % → 2021年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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