名古屋市東山線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の名古屋市東山線 (高畑駅藤が丘駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -23.7%( -33.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 120 件(1年前(2018年)に比べて -9.1%( -12件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 12.7年(昨年 14.9年から -14.7 %減)。平均土地面積は 60.8 坪 (昨年 62.1 坪から -2.0 %減)。平均建物面積は 59.8 坪 (昨年 58.2 坪から +2.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。高畑駅本陣駅本山駅星ケ丘駅上社駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは中村日赤駅で昨年に比べ +100.4 %、坪単価は 112 万円/坪となった。

上位 2 駅(中村日赤駅本山駅)は +86.5 %(坪単価 +71.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(名古屋駅東山公園駅)は -83.6 %(坪単価 -994.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 14.9 年 → 2019年 12.7 年、-14.7 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 48.8 % → 2019年 55.1 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.3 % → 2019年 5.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 18.2 分 → 2019年 20.5 分、+12.5 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.4 % → 2019年 20.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった本山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 205万円/坪(62.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +72.5%( +86.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -97.2%( -1766.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

名古屋市東山線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名古屋市東山線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高畑駅115万/坪
(3.5年/43.9坪)
82.4万/坪
(18.1年/74.3坪)
92.8万/坪
(10.9年/57.5坪)
八田駅122万/坪
(0.5年/34.8坪)
103万/坪
(20.3年/51.4坪)
134万/坪
(8.3年/48.4坪)
岩塚駅84.8万/坪
(16.3年/53.6坪)
83.0万/坪
(16.3年/49.8坪)
74.9万/坪
(15.9年/48.4坪)
中村公園駅63.0万/坪
(28.7年/54.3坪)
69.2万/坪
(14.0年/63.7坪)
97.2万/坪
(7.8年/47.5坪)
中村日赤駅112万/坪
(9.3年/25.7坪)
55.7万/坪
(40.3年/25.7坪)
46.6万/坪
(30.8年/42.7坪)
本陣駅130万/坪
(0.25年/31.0坪)
108万/坪
(0.25年/56.5坪)
134万/坪
(0.25年/43.1坪)
亀島駅-793万/坪
(53.3年/169坪)
109万/坪
(0.25年/22.7坪)
名古屋駅51.4万/坪
(29.3年/49.9坪)
1,818万/坪
(42.8年/142坪)
597万/坪
(18.3年/61.3坪)
伏見駅--174万/坪
(4.3年/93.8坪)
栄駅---
新栄町駅83.1万/坪
(46.3年/90.8坪)
76.7万/坪
(48.3年/48.4坪)
-
千種駅-46.3万/坪
(42.3年/27.2坪)
-
今池駅100万/坪
(21.3年/21.9坪)
111万/坪
(14.5年/42.7坪)
90.5万/坪
(20.3年/52.9坪)
池下駅146万/坪
(3.5年/43.6坪)
152万/坪
(18.9年/38.1坪)
111万/坪
(19.6年/78.7坪)
覚王山駅105万/坪
(11.8年/57.5坪)
199万/坪
(7.3年/52.9坪)
-
本山駅205万/坪
(59.3年/46.9坪)
119万/坪
(42.3年/216坪)
82.6万/坪
(37.3年/75.6坪)
東山公園駅95.2万/坪
(23.3年/27.2坪)
317万/坪
(30.8年/85.5坪)
193万/坪
(39.3年/63.5坪)
星ケ丘駅118万/坪
(12.1年/55.3坪)
97.5万/坪
(14.6年/55.6坪)
112万/坪
(8.6年/49.7坪)
一社駅132万/坪
(11.3年/56.0坪)
160万/坪
(4.2年/47.6坪)
155万/坪
(6.9年/41.8坪)
上社駅134万/坪
(11.2年/98.0坪)
101万/坪
(14.1年/60.7坪)
119万/坪
(4.3年/42.5坪)
本郷駅118万/坪
(13.6年/63.7坪)
132万/坪
(11.1年/85.4坪)
112万/坪
(17.5年/93.0坪)
藤が丘駅93.2万/坪
(10.6年/68.1坪)
122万/坪
(8.7年/49.2坪)
94.0万/坪
(7.3年/78.4坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

中村日赤駅111.6 万/坪(昨年同期比 +100.4 %)

中村日赤駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +100.4%( +55.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 9.3年(昨年 40.3年から -77.0 %減)。平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 25.7 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 28.7 坪から -15.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 40.3 年 → 2019年 9.3 年、-77.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.0 分 → 2019年 14.0 分、+27.3 %と大きく増加)

本山駅205.3 万/坪(昨年同期比 +72.5 %)

本山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 205万円/坪(62.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +72.5%( +86.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 59.3年(昨年 42.3年から +40.2 %増)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 216.3 坪から -78.3 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 166.4 坪から -82.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.0 分 → 2019年 5.0 分、-37.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 42.3 年 → 2019年 59.3 年、+40.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

名古屋駅51.4 万/坪(昨年同期比 -97.2 %)

名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -97.2%( -1766.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.3年(昨年 42.8年から -31.6 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 142.2 坪から -64.9 %減)。平均建物面積は 136.1 坪 (昨年 180.0 坪から -24.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 42.8 年 → 2019年 29.3 年、-31.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

東山公園駅95.2 万/坪(昨年同期比 -70.0 %)

東山公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.2万円/坪(28.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -70.0%( -221.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.3年(昨年 30.8年から -24.4 %減)。平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 85.5 坪から -68.1 %減)。平均建物面積は 99.8 坪 (昨年 28.7 坪から +247.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.8 年 → 2019年 23.3 年、-24.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.0 分 → 2019年 1.0 分、-88.9 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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