JR徳島線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期のJR徳島線 (佃駅佐古駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.9%( +0.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 36.5年(昨年 33.7年から +8.4 %増)。平均土地面積は 110.2 坪 (昨年 82.5 坪から +33.6 %増)。平均建物面積は 41.7 坪 (昨年 50.9 坪から -18.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。鮎喰駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは蔵本駅で昨年に比べ +306.8 %、坪単価は 76.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(蔵本駅江口駅)は +243.1 %(坪単価 +36.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(学駅府中駅)は -79.0 %(坪単価 -27.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 31.8 % → 2019年 15.4 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 15.3 分 → 2019年 21.7 分、+41.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 45.5 % → 2019年 57.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 % → 2019年 7.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった蔵本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +306.8%( +57.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった学駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -84.7%( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR徳島線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR徳島線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
佃駅-19.8万/坪
(38.3年/188坪)
-
辻駅---
阿波加茂駅14.9万/坪
(37.9年/145坪)
-5.2万/坪
(43.3年/78.7坪)
三加茂駅9.1万/坪
(32.3年/133坪)
--
江口駅22.9万/坪
(52.3年/340坪)
8.2万/坪
(33.3年/142坪)
-
阿波半田駅-3.7万/坪
(46.3年/60.5坪)
-
貞光駅5.1万/坪
(46.3年/333坪)
-5.0万/坪
(36.3年/200坪)
小島駅4.5万/坪
(48.3年/72.6坪)
16.5万/坪
(26.3年/90.8坪)
-
穴吹駅2.1万/坪
(55.3年/84.7坪)
-33.0万/坪
(22.3年/119坪)
川田駅---
阿波山川駅2.2万/坪
(40.3年/203坪)
-8.4万/坪
(36.3年/45.4坪)
山瀬駅--8.8万/坪
(30.3年/77.1坪)
学駅3.9万/坪
(44.3年/103坪)
25.3万/坪
(24.3年/73.4坪)
-
阿波川島駅--16.5万/坪
(25.3年/145坪)
西麻植駅---
鴨島駅11.7万/坪
(65.3年/36.3坪)
28.8万/坪
(36.6年/99.8坪)
13.6万/坪
(40.9年/119坪)
麻植塚駅4.7万/坪
(51.3年/251坪)
--
牛島駅17.8万/坪
(17.8年/98.3坪)
-26.9万/坪
(44.8年/239坪)
下浦駅-3.6万/坪
(46.3年/63.5坪)
1.1万/坪
(45.3年/63.5坪)
石井駅28.7万/坪
(7.3年/55.2坪)
-53.7万/坪
(15.3年/293坪)
府中駅12.4万/坪
(46.3年/43.9坪)
46.2万/坪
(25.3年/165坪)
52.7万/坪
(24.3年/114坪)
鮎喰駅33.1万/坪
(33.8年/43.1坪)
25.4万/坪
(21.6年/43.9坪)
65.1万/坪
(4.7年/59.3坪)
蔵本駅76.1万/坪
(26.6年/44.9坪)
18.7万/坪
(38.0年/43.1坪)
90.1万/坪
(37.3年/251坪)
佐古駅28.8万/坪
(32.7年/33.3坪)
33.6万/坪
(37.3年/53.3坪)
53.4万/坪
(25.3年/36.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

蔵本駅76.1 万/坪(昨年同期比 +306.8 %)

蔵本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +306.8%( +57.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.6年(昨年 38.0年から -30.0 %減)。平均土地面積は 44.9 坪 (昨年 43.1 坪から +4.1 %増)。平均建物面積は 39.8 坪 (昨年 30.6 坪から +30.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 38.0 年 → 2019年 26.6 年、-30.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 33.3 %)

江口駅22.9 万/坪(昨年同期比 +179.4 %)

江口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +179.4%( +14.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 52.3年(昨年 33.3年から +57.1 %増)。平均土地面積は 340.3 坪 (昨年 142.2 坪から +139.4 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 30.3 坪から +5.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 33.3 年 → 2019年 52.3 年、+57.1 %と大きく増加)

学駅3.9 万/坪(昨年同期比 -84.7 %)

学駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -84.7%( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 44.3年(昨年 24.3年から +82.5 %増)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 73.4 坪から +40.2 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 20.4 坪から +240.7 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 24.3 年 → 2019年 44.3 年、+82.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 22.0 分 → 2019年 30.0 分、+36.4 %と大きく増加)

府中駅12.4 万/坪(昨年同期比 -73.2 %)

府中駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -73.2%( -33.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 46.3年(昨年 25.3年から +83.2 %増)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 164.9 坪から -73.4 %減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 46.9 坪から -25.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 29.5 分 → 2019年 11.0 分、-62.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 25.3 年 → 2019年 46.3 年、+83.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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