アストラムライン 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年7月〜9月期のアストラムライン (新白島駅広域公園前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.5万円/坪(27.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -15.2%( -16.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 46 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 18.6年(昨年 17.0年から +9.2 %増)。平均土地面積は 51.3 坪 (昨年 53.8 坪から -4.6 %減)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 33.0 坪から +6.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。毘沙門台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは毘沙門台駅で昨年に比べ +21.9 %、坪単価は 101 万円/坪となった。

上位 2 駅(毘沙門台駅上安駅)は +20.2 %(坪単価 +15.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(中筋駅新白島駅)は -61.6 %(坪単価 -164.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 41.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 15.4 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 17.2 分 → 2020年 20.7 分、+20.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 28.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 17.4 % → 2020年 8.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -11.1%( -15.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -46.3%( -22.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

アストラムライン(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
アストラムライン現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新白島駅112万/坪
(47.5年/62.0坪)
274万/坪
(46.5年/43.9坪)
176万/坪
(0.5年/18.2坪)
祇園新橋北駅---
西原駅123万/坪
(2.3年/38.7坪)
138万/坪
(0.5年/37.8坪)
132万/坪
(1.5年/19.7坪)
中筋駅93.5万/坪
(10.8年/31.0坪)
259万/坪
(14.9年/31.8坪)
76.2万/坪
(15.0年/36.3坪)
古市駅-72.1万/坪
(54.5年/30.3坪)
58.5万/坪
(23.5年/127坪)
大町駅-35.3万/坪
(40.5年/27.2坪)
22.9万/坪
(42.5年/34.8坪)
毘沙門台駅101万/坪
(0.5年/51.4坪)
82.6万/坪
(21.5年/33.3坪)
110万/坪
(0.5年/52.9坪)
安東駅67.9万/坪
(25.0年/60.0坪)
83.2万/坪
(14.5年/55.6坪)
62.2万/坪
(31.8年/46.5坪)
上安駅76.7万/坪
(20.9年/47.6坪)
64.7万/坪
(18.9年/56.0坪)
40.4万/坪
(33.5年/65.9坪)
高取駅96.2万/坪
(0.5年/48.4坪)
92.1万/坪
(10.2年/48.9坪)
106万/坪
(1.5年/42.4坪)
長楽寺駅43.7万/坪
(38.9年/58.0坪)
70.1万/坪
(16.0年/59.7坪)
64.2万/坪
(18.2年/83.7坪)
伴駅97.9万/坪
(13.2年/56.5坪)
105万/坪
(-0.50年/45.4坪)
5.4万/坪
(28.5年/63.5坪)
大原駅26.1万/坪
(27.8年/61.3坪)
48.7万/坪
(21.5年/55.4坪)
-
伴中央駅54.8万/坪
(19.5年/50.7坪)
86.0万/坪
(23.0年/45.4坪)
20.6万/坪
(36.5年/56.0坪)
大塚駅120万/坪
(17.5年/54.8坪)
157万/坪
(-0.25年/106坪)
102万/坪
(6.8年/53.3坪)
広域公園前駅--142万/坪
(0.5年/49.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

毘沙門台駅100.7 万/坪(昨年同期比 +21.9 %)

毘沙門台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +21.9%( +18.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 0.5年(昨年 21.5年から -97.7 %減)。平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 33.3 坪から +54.5 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 30.3 坪から +5.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 21.5 年 → 2020年 0.5 年、-97.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.0 分 → 2020年 23.0 分、+666.7 %と大きく増加)

上安駅76.7 万/坪(昨年同期比 +18.6 %)

上安駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.7万円/坪(23.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +18.6%( +12.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -40.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 20.9年(昨年 18.9年から +10.2 %増)。平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 56.0 坪から -14.9 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 32.2 坪から -7.7 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 18.9 年 → 2020年 20.9 年、+10.2 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 20.1 分 → 2020年 27.7 分、+37.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 33.3 %)

中筋駅93.5 万/坪(昨年同期比 -64.0 %)

中筋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.5万円/坪(28.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -64.0%( -165.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 10.8年(昨年 14.9年から -27.8 %減)。平均土地面積は 31.0 坪 (昨年 31.8 坪から -2.4 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 39.3 坪から -15.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 14.9 年 → 2020年 10.8 年、-27.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 75.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 9.8 分 → 2020年 11.8 分、+19.9 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 25.0 %)

新白島駅111.6 万/坪(昨年同期比 -59.3 %)

新白島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -59.3%( -162.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 47.5年(昨年 46.5年から +2.2 %増)。平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 43.9 坪から +41.4 %増)。平均建物面積は 99.8 坪 (昨年 31.8 坪から +214.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 5.0 分 → 2020年 4.0 分、-20.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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