アストラムライン 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期のアストラムライン (新白島駅広域公園前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.3万円/坪(27.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +14.9%( +11.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 185 件(1年前(2018年)に比べて +49.2%( +61件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.1年(昨年 16.6年から -8.9 %減)。平均土地面積は 54.6 坪 (昨年 61.1 坪から -10.6 %減)。平均建物面積は 38.2 坪 (昨年 45.4 坪から -15.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新白島駅上安駅伴駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは中筋駅で昨年に比べ +116.0 %、坪単価は 167 万円/坪となった。

上位 2 駅(中筋駅新白島駅)は +107.9 %(坪単価 +109.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大原駅古市駅)は -16.3 %(坪単価 -13.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.1 % → 2019年 10.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 23.9 % → 2019年 20.9 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 41.9 % → 2019年 41.2 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 1.7 % → 2019年 1.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新白島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 258万円/坪(77.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +99.9%( +128.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.4万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -16.4%( -9.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて +53.8%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

アストラムライン(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
アストラムライン現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新白島駅258万/坪
(36.1年/38.2坪)
129万/坪
(33.6年/41.1坪)
183万/坪
(17.2年/32.3坪)
祇園新橋北駅132万/坪
(5.9年/40.1坪)
139万/坪
(0.8年/31.8坪)
112万/坪
(0.13年/24.2坪)
西原駅126万/坪
(0.3年/36.0坪)
114万/坪
(9.4年/23.1坪)
82.0万/坪
(29.8年/53.3坪)
中筋駅167万/坪
(7.3年/31.8坪)
77.5万/坪
(19.6年/49.7坪)
115万/坪
(16.6年/91.4坪)
古市駅92.9万/坪
(17.1年/38.2坪)
111万/坪
(8.1年/64.0坪)
96.1万/坪
(7.3年/43.4坪)
大町駅76.1万/坪
(20.6年/54.0坪)
64.1万/坪
(35.4年/138坪)
68.3万/坪
(24.4年/36.0坪)
毘沙門台駅67.8万/坪
(27.8年/71.6坪)
80.1万/坪
(12.0年/54.6坪)
65.5万/坪
(19.4年/56.3坪)
安東駅74.6万/坪
(16.8年/54.1坪)
70.9万/坪
(19.2年/45.5坪)
70.6万/坪
(13.1年/48.8坪)
上安駅57.6万/坪
(17.3年/65.6坪)
46.8万/坪
(23.9年/61.9坪)
40.8万/坪
(25.9年/93.7坪)
高取駅90.0万/坪
(12.3年/57.5坪)
103万/坪
(2.6年/35.3坪)
83.8万/坪
(19.7年/134坪)
長楽寺駅62.7万/坪
(16.9年/43.5坪)
58.6万/坪
(23.1年/60.7坪)
51.2万/坪
(17.6年/50.8坪)
伴駅74.7万/坪
(15.0年/62.0坪)
47.1万/坪
(22.7年/47.6坪)
67.1万/坪
(21.0年/48.1坪)
大原駅48.4万/坪
(18.3年/54.8坪)
57.9万/坪
(13.8年/118坪)
44.4万/坪
(21.2年/75.2坪)
伴中央駅59.9万/坪
(20.1年/51.8坪)
67.3万/坪
(21.1年/49.7坪)
47.3万/坪
(22.3年/70.0坪)
大塚駅133万/坪
(6.4年/62.7坪)
122万/坪
(3.5年/53.6坪)
106万/坪
(5.6年/56.6坪)
広域公園前駅121万/坪
(19.0年/73.1坪)
134万/坪
(0.19年/52.6坪)
116万/坪
(4.5年/58.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

中筋駅167.3 万/坪(昨年同期比 +116.0 %)

中筋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 167万円/坪(50.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +116.0%( +89.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて +71.4%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 7.3年(昨年 19.6年から -62.6 %減)。平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 49.7 坪から -36.1 %減)。平均建物面積は 38.4 坪 (昨年 40.4 坪から -4.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 19.6 年 → 2019年 7.3 年、-62.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 17.0 分 → 2019年 9.3 分、-45.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 42.9 % → 2019年 58.3 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 8.3 %)

新白島駅257.6 万/坪(昨年同期比 +99.9 %)

新白島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 258万円/坪(77.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +99.9%( +128.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.1年(昨年 33.6年から +7.5 %増)。平均土地面積は 38.2 坪 (昨年 41.1 坪から -7.2 %減)。平均建物面積は 27.6 坪 (昨年 82.8 坪から -66.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.0 分 → 2019年 6.5 分、-35.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

大原駅48.4 万/坪(昨年同期比 -16.4 %)

大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.4万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -16.4%( -9.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて +53.8%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.3年(昨年 13.8年から +32.9 %増)。平均土地面積は 54.8 坪 (昨年 117.5 坪から -53.3 %減)。平均建物面積は 30.6 坪 (昨年 74.4 坪から -58.9 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 45.5 % → 2019年 45.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 13.8 年 → 2019年 18.3 年、+32.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 18.4 分 → 2019年 32.5 分、+76.5 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 54.5 % → 2019年 30.0 %)

古市駅92.9 万/坪(昨年同期比 -16.3 %)

古市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.9万円/坪(28.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -16.3%( -18.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.1年(昨年 8.1年から +111.8 %増)。平均土地面積は 38.2 坪 (昨年 64.0 坪から -40.4 %減)。平均建物面積は 40.6 坪 (昨年 150.2 坪から -72.9 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 12.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 8.1 年 → 2019年 17.1 年、+111.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.7 分 → 2019年 16.2 分、+248.2 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 37.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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