JR木次線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期のJR木次線 (宍道駅八川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +2.5%( +0.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2018年)に比べて -14.3%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 33.2年(昨年 36.9年から -9.9 %減)。平均土地面積は 131.2 坪 (昨年 107.5 坪から +22.0 %増)。平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 60.2 坪から -7.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。木次駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは木次駅で昨年に比べ +50.3 %、坪単価は 40.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(木次駅)は +50.3 %(坪単価 +13.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宍道駅)は -72.2 %(坪単価 -40.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.1 % → 2019年 12.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.0 % → 2019年 10.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 32.0 % → 2019年 35.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 48.0 % → 2019年 50.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった木次駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +50.3%( +13.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった出雲大東駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -22.5%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

JR木次線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR木次線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
宍道駅15.5万/坪
(31.1年/103坪)
55.8万/坪
(5.3年/84.7坪)
27.2万/坪
(26.8年/52.9坪)
加茂中駅10.4万/坪
(35.9年/78.1坪)
26.2万/坪
(37.5年/200坪)
-
幡屋駅-2.3万/坪
(68.6年/188坪)
4.7万/坪
(52.5年/34.8坪)
出雲大東駅10.3万/坪
(32.7年/141坪)
13.3万/坪
(39.4年/92.6坪)
12.0万/坪
(39.2年/110坪)
南大東駅-5.7万/坪
(40.5年/106坪)
-
木次駅40.0万/坪
(33.6年/130坪)
26.6万/坪
(39.4年/105坪)
18.7万/坪
(39.6年/250坪)
日登駅---
下久野駅--3.4万/坪
(28.5年/333坪)
出雲八代駅-5.3万/坪
(43.5年/139坪)
-
出雲三成駅-5.1万/坪
(34.0年/28.7坪)
7.5万/坪
(0年/39.3坪)
亀嵩駅--
出雲横田駅--11.0万/坪
(0年/75.6坪)
八川駅11.0万/坪
(19.8年/303坪)
--

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

木次駅40.0 万/坪(昨年同期比 +50.3 %)

木次駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +50.3%( +13.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 33.6年(昨年 39.4年から -14.9 %減)。平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 105.5 坪から +23.3 %増)。平均建物面積は 49.0 坪 (昨年 48.2 坪から +1.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 39.4 年 → 2019年 33.6 年、-14.9 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 27.6 分 → 2019年 20.8 分、-24.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 55.6 %)

宍道駅15.5 万/坪(昨年同期比 -72.2 %)

宍道駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.5万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -72.2%( -40.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 31.1年(昨年 5.3年から +492.6 %増)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 84.7 坪から +21.4 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 130.5 坪から -67.5 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 5.3 年 → 2019年 31.1 年、+492.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 16.0 分 → 2019年 27.5 分、+71.9 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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