JR大船渡線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜3月期のJR大船渡線 (一ノ関駅新月駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.5万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +23.8%( +10.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて -4.8%( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.7年(昨年 22.6年から -21.6 %減)。平均土地面積は 132.0 坪 (昨年 93.1 坪から +41.7 %増)。平均建物面積は 43.5 坪 (昨年 42.9 坪から +1.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。一ノ関駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは一ノ関駅で昨年に比べ +26.3 %、坪単価は 56.5 万円/坪となった。

上位 1 駅(一ノ関駅)は +26.3 %(坪単価 +11.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千厩駅)は -69.0 %(坪単価 -68.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 22.6 年 → 2020年 17.7 年、-21.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 30.5 分 → 2020年 23.2 分、-23.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 38.1 % → 2020年 47.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 % → 2020年 15.8 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 % → 2020年 31.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 9.5 % → 2020年 5.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった一ノ関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.5万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +26.3%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて -10.5%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった千厩駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.7万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -69.0%( -68.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR大船渡線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR大船渡線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
一ノ関駅56.5万/坪
(16.5年/126坪)
44.7万/坪
(22.7年/91.1坪)
51.8万/坪
(17.5年/113坪)
真滝駅14.6万/坪
(33.0年/59.0坪)
--
陸中門崎駅-3.0万/坪
(24.0年/139坪)
岩ノ下駅124万/坪
(0年/99.8坪)
-63.2万/坪
(0年/169坪)
陸中松川駅---
猊鼻渓駅---
柴宿駅---
摺沢駅---
千厩駅30.7万/坪
(24.0年/333坪)
99.2万/坪
(0年/127坪)
-
小梨駅---
矢越駅---
折壁駅--14.8万/坪
(38.0年/248坪)
新月駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

一ノ関駅56.5 万/坪(昨年同期比 +26.3 %)

一ノ関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.5万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +26.3%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて -10.5%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 16.5年(昨年 22.7年から -27.4 %減)。平均土地面積は 126.3 坪 (昨年 91.1 坪から +38.7 %増)。平均建物面積は 46.0 坪 (昨年 41.4 坪から +11.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 22.7 年 → 2020年 16.5 年、-27.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 30.8 分 → 2020年 23.5 分、-23.7 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 36.8 % → 2020年 52.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 31.6 % → 2020年 23.5 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 10.5 % → 2020年 5.9 %)

千厩駅30.7 万/坪(昨年同期比 -69.0 %)

千厩駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.7万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -69.0%( -68.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 127.1 坪から +161.9 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 27.2 坪から +55.6 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 25.0 分 → 2020年 30.0 分、+20.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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