中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期のJR赤穂線 (寒河駅~東岡山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.2万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +42.6%( +18.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2020年)に比べて +30.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 26.5年から +11.1 %増)。平均土地面積は 101.6 坪 (昨年 108.8 坪から -6.7 %減)。平均建物面積は 52.6 坪 (昨年 65.9 坪から -20.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。西大寺駅、東岡山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日生駅で昨年に比べ +162.6 %、坪単価は 22.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(日生駅、西大寺駅)は +115.3 %(坪単価 +17.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(邑久駅、大多羅駅)は -46.6 %(坪単価 -30.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 39.1 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 26.5 年 → 2021年 29.4 年、+11.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 21.7 % → 2021年 36.4 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 30.4 % → 2021年 21.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東岡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +52.6%( +43.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった備前片上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +0.3%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR赤穂線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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寒河駅 | - | - | - |
日生駅 | 22.2万/坪 (37.3年/156坪) | 8.4万/坪 (28.8年/90.8坪) | - |
伊里駅 | - | - | 11.4万/坪 (37.8年/182坪) |
備前片上駅 | 9.6万/坪 (56.3年/90.8坪) | 9.6万/坪 (65.3年/56.0坪) | 16.7万/坪 (45.3年/81.7坪) |
西片上駅 | - | 11.0万/坪 (42.8年/106坪) | - |
伊部駅 | 14.3万/坪 (46.8年/187坪) | - | 15.2万/坪 (47.3年/87.7坪) |
香登駅 | - | - | - |
長船駅 | 50.1万/坪 (18.9年/126坪) | 46.1万/坪 (17.0年/46.5坪) | 49.5万/坪 (20.6年/97.4坪) |
邑久駅 | 17.2万/坪 (36.9年/87.3坪) | 63.8万/坪 (5.6年/67.1坪) | 38.5万/坪 (22.8年/85.7坪) |
大富駅 | 54.2万/坪 (0.25年/51.4坪) | - | - |
西大寺駅 | 53.0万/坪 (16.0年/70.5坪) | 31.5万/坪 (30.3年/198坪) | 47.1万/坪 (33.3年/92.3坪) |
大多羅駅 | 55.2万/坪 (37.8年/79.8坪) | 69.1万/坪 (12.3年/59.0坪) | 35.3万/坪 (35.4年/85.5坪) |
東岡山駅 | 126万/坪 (20.3年/80.2坪) | 82.8万/坪 (30.5年/81.9坪) | 56.7万/坪 (16.4年/72.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日生駅 22.2 万/坪(昨年同期比 +162.6 %)
日生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +162.6%( +13.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.3年(昨年 28.8年から +29.6 %増)。平均土地面積は 156.3 坪 (昨年 90.8 坪から +72.2 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 151.3 坪から -72.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 60.0 分 → 2021年 10.0 分、-83.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 66.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 28.8 年 → 2021年 37.3 年、+29.6 %と大きく増加)
西大寺駅 53.0 万/坪(昨年同期比 +67.9 %)
西大寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.0万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +67.9%( +21.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.0年(昨年 30.3年から -47.1 %減)。平均土地面積は 70.5 坪 (昨年 198.1 坪から -64.4 %減)。平均建物面積は 34.5 坪 (昨年 104.4 坪から -67.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.3 年 → 2021年 16.0 年、-47.1 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 29.6 分 → 2021年 46.6 分、+57.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 50.0 %)
邑久駅 17.2 万/坪(昨年同期比 -73.1 %)
邑久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.2万円/坪(5.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -73.1%( -46.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.9年(昨年 5.6年から +560.9 %増)。平均土地面積は 87.3 坪 (昨年 67.1 坪から +30.3 %増)。平均建物面積は 88.3 坪 (昨年 36.8 坪から +140.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 5.6 年 → 2021年 36.9 年、+560.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 40.3 分 → 2021年 62.3 分、+54.5 %と大きく増加)
大多羅駅 55.2 万/坪(昨年同期比 -20.1 %)
大多羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.2万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -20.1%( -13.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.8年(昨年 12.3年から +208.1 %増)。平均土地面積は 79.8 坪 (昨年 59.0 坪から +35.3 %増)。平均建物面積は 25.0 坪 (昨年 33.3 坪から -25.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 13.5 分 → 2021年 11.8 分、-13.0 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 12.3 年 → 2021年 37.8 年、+208.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示