中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期のJR本四備讃線 (茶屋町駅~児島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.0万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -9.7%( -5.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて -42.3%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.8年(昨年 18.0年から -17.8 %減)。平均土地面積は 85.3 坪 (昨年 75.4 坪から +13.1 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 40.0 坪から +2.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。児島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは木見駅で昨年に比べ +117.5 %、坪単価は 78.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(木見駅)は +117.5 %(坪単価 +42.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(茶屋町駅)は -52.4 %(坪単価 -41.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 18.0 年 → 2021年 14.8 年、-17.8 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 30.4 % → 2021年 54.5 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 13.0 % → 2021年 9.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 34.8 % → 2021年 36.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった木見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.3万円/坪(23.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +117.5%( +42.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった茶屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.3万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -52.4%( -41.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR本四備讃線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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茶屋町駅 | 37.3万/坪 (25.9年/116坪) | 78.4万/坪 (14.9年/91.9坪) | 80.9万/坪 (15.3年/60.5坪) |
植松駅 | 45.8万/坪 (22.5年/49.9坪) | 81.9万/坪 (0.5年/50.7坪) | - |
木見駅 | 78.3万/坪 (0.5年/63.5坪) | 36.0万/坪 (25.5年/64.3坪) | 41.3万/坪 (14.5年/53.7坪) |
上の町駅 | 60.6万/坪 (9.8年/95.3坪) | 53.1万/坪 (20.7年/59.5坪) | 27.5万/坪 (26.9年/66.6坪) |
児島駅 | 60.7万/坪 (16.0年/48.4坪) | 48.3万/坪 (20.5年/85.0坪) | 52.2万/坪 (6.0年/58.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
木見駅 78.3 万/坪(昨年同期比 +117.5 %)
木見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.3万円/坪(23.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +117.5%( +42.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.5年(昨年 25.5年から -98.0 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 64.3 坪から -1.2 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 34.8 坪から -17.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 25.5 年 → 2021年 0.5 年、-98.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 100.0 %)
茶屋町駅 37.3 万/坪(昨年同期比 -52.4 %)
茶屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.3万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -52.4%( -41.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 14.9年から +73.0 %増)。平均土地面積は 116.5 坪 (昨年 91.9 坪から +26.7 %増)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 43.2 坪から +40.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 14.9 年 → 2021年 25.9 年、+73.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 16.8 分 → 2021年 19.5 分、+16.4 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示