JR吉備線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR吉備線 (岡山駅総社駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.3万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +14.8%( +8.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 100 件(1年前(2018年)に比べて +19.0%( +16件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 23.2年(昨年 25.1年から -7.4 %減)。平均土地面積は 83.6 坪 (昨年 79.8 坪から +4.7 %増)。平均建物面積は 59.8 坪 (昨年 53.4 坪から +12.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。備中高松駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは吉備津駅で昨年に比べ +327.8 %、坪単価は 90.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(吉備津駅東総社駅)は +320.0 %(坪単価 +59.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(足守駅総社駅)は -35.9 %(坪単価 -12.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 41.6 % → 2019年 27.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 27.3 % → 2019年 28.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.7 % → 2019年 30.1 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 3.6 % → 2019年 2.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった吉備津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.9万円/坪(27.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +327.8%( +69.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった足守駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -48.3%( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR吉備線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR吉備線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岡山駅74.6万/坪
(25.7年/83.7坪)
62.7万/坪
(25.0年/76.3坪)
71.6万/坪
(30.4年/79.7坪)
備前三門駅78.5万/坪
(7.7年/150坪)
73.0万/坪
(13.5年/48.4坪)
26.7万/坪
(35.0年/53.9坪)
大安寺駅97.7万/坪
(0年/49.9坪)
--
備前一宮駅70.5万/坪
(19.5年/69.6坪)
63.1万/坪
(27.0年/78.5坪)
-
吉備津駅90.9万/坪
(0年/54.5坪)
21.3万/坪
(43.0年/87.7坪)
41.6万/坪
(50.0年/87.7坪)
備中高松駅56.3万/坪
(20.0年/52.9坪)
36.2万/坪
(34.7年/72.1坪)
51.3万/坪
(21.5年/76.6坪)
足守駅7.2万/坪
(47.0年/138坪)
14.0万/坪
(31.0年/296坪)
3.6万/坪
(71.0年/48.4坪)
服部駅37.6万/坪
(22.5年/73.4坪)
--
東総社駅66.3万/坪
(17.0年/53.9坪)
16.1万/坪
(41.0年/119坪)
54.7万/坪
(18.7年/68.6坪)
総社駅56.4万/坪
(22.3年/86.2坪)
73.8万/坪
(12.7年/78.2坪)
76.0万/坪
(0年/45.4坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

吉備津駅90.9 万/坪(昨年同期比 +327.8 %)

吉備津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.9万円/坪(27.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +327.8%( +69.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 0.0年(昨年 43.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 87.7 坪から -37.9 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 21.2 坪から +71.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 43.0 年 → 2019年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 29.0 分、+480.0 %と大きく増加)

東総社駅66.3 万/坪(昨年同期比 +312.3 %)

東総社駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.3万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +312.3%( +50.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.0年(昨年 41.0年から -58.5 %減)。平均土地面積は 53.9 坪 (昨年 119.5 坪から -54.9 %減)。平均建物面積は 36.9 坪 (昨年 45.4 坪から -18.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 41.0 年 → 2019年 17.0 年、-58.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 22.0 分 → 2019年 18.9 分、-14.2 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 37.5 %)

足守駅7.2 万/坪(昨年同期比 -48.3 %)

足守駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -48.3%( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 47.0年(昨年 31.0年から +51.6 %増)。平均土地面積は 138.4 坪 (昨年 296.5 坪から -53.3 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 236.0 坪から -84.6 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 31.0 年 → 2019年 47.0 年、+51.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 67.2 分、+380.4 %と大きく増加)

総社駅56.4 万/坪(昨年同期比 -23.6 %)

総社駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.4万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -23.6%( -17.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 22.3年(昨年 12.7年から +76.3 %増)。平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 78.2 坪から +10.2 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 35.3 坪から -10.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 16.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 12.7 年 → 2019年 22.3 年、+76.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.4 分 → 2019年 18.6 分、+49.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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