山陽新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の山陽新幹線 (岡山駅新倉敷駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.0万円/坪(20.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.2%( +3.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 294 件(1年前(2018年)に比べて +29.5%( +67件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.2年(昨年 25.7年から -1.9 %減)。平均土地面積は 83.0 坪 (昨年 74.7 坪から +11.1 %増)。平均建物面積は 64.8 坪 (昨年 64.0 坪から +1.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。新倉敷駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新倉敷駅で昨年に比べ +6.5 %、坪単価は 62.4 万円/坪となった。

上位 1 駅(新倉敷駅)は +6.5 %(坪単価 +3.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岡山駅)は +4.9 %(坪単価 +3.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 39.3 % → 2019年 30.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.9 % → 2019年 20.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.2 % → 2019年 28.8 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 2.4 % → 2019年 0.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった岡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.7万円/坪(20.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.9%( +3.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 252 件(1年前(2018年)に比べて +31.2%( +60件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新倉敷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.4万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +6.5%( +3.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 42 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

山陽新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
山陽新幹線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岡山駅67.7万/坪
(27.1年/83.1坪)
64.6万/坪
(26.9年/73.0坪)
65.2万/坪
(26.5年/80.7坪)
新倉敷駅62.4万/坪
(14.0年/82.7坪)
58.6万/坪
(18.7年/83.6坪)
56.7万/坪
(19.2年/73.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

新倉敷駅62.4 万/坪(昨年同期比 +6.5 %)

新倉敷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.4万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +6.5%( +3.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 42 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 14.0年(昨年 18.7年から -25.3 %減)。平均土地面積は 82.7 坪 (昨年 83.6 坪から -1.0 %減)。平均建物面積は 45.3 坪 (昨年 49.1 坪から -7.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 18.7 年 → 2019年 14.0 年、-25.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 45.2 % → 2019年 54.1 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.8 % → 2019年 16.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 26.3 分 → 2019年 29.8 分、+13.3 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.7 % → 2019年 2.4 %)

岡山駅67.7 万/坪(昨年同期比 +4.9 %)

岡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.7万円/坪(20.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.9%( +3.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 252 件(1年前(2018年)に比べて +31.2%( +60件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 27.1年(昨年 26.9年から +0.5 %増)。平均土地面積は 83.1 坪 (昨年 73.0 坪から +13.7 %増)。平均建物面積は 68.1 坪 (昨年 66.6 坪から +2.3 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 43.4 % → 2019年 33.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.0 % → 2019年 1.2 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.1 % → 2019年 30.9 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 15.4 % → 2019年 14.8 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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