中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期の水島臨海鉄道 (球場前駅~三菱自工前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.4万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +10.2%( +6.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 151 件(1年前(2020年)に比べて +18.9%( +24件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 16.1年(昨年 17.1年から -5.9 %減)。平均土地面積は 75.7 坪 (昨年 70.1 坪から +7.9 %増)。平均建物面積は 47.2 坪 (昨年 40.4 坪から +17.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。弥生駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三菱自工前駅で昨年に比べ +1201.0 %、坪単価は 95.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(三菱自工前駅、弥生駅)は +646.8 %(坪単価 +62.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(福井駅、栄駅)は -32.8 %(坪単価 -34.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 23.9 % → 2021年 15.9 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.9 % → 2021年 5.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 15.4 % → 2021年 21.4 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 4.7 % → 2021年 1.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった球場前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 100万円/坪(30.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +11.3%( +10.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +233.3%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった水島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.0万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +16.0%( +5.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 24 件(1年前(2020年)に比べて +9.1%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
水島臨海鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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球場前駅 | 100万/坪 (7.8年/75.9坪) | 90.0万/坪 (11.5年/62.5坪) | 71.8万/坪 (25.4年/35.5坪) |
西富井駅 | 96.4万/坪 (11.6年/78.6坪) | 105万/坪 (2.3年/101坪) | 89.0万/坪 (9.5年/112坪) |
福井駅 | 57.5万/坪 (24.5年/84.9坪) | 115万/坪 (7.3年/55.8坪) | 82.6万/坪 (23.7年/63.8坪) |
浦田駅 | 53.9万/坪 (19.5年/54.6坪) | 60.2万/坪 (20.1年/68.1坪) | 44.7万/坪 (20.3年/57.2坪) |
弥生駅 | 77.4万/坪 (9.8年/71.2坪) | 40.2万/坪 (30.2年/64.6坪) | 57.2万/坪 (18.0年/53.6坪) |
栄駅 | 62.1万/坪 (13.6年/67.4坪) | 73.7万/坪 (6.7年/70.3坪) | 58.7万/坪 (16.3年/67.2坪) |
常盤駅 | 56.3万/坪 (19.9年/65.2坪) | 49.6万/坪 (16.9年/63.3坪) | 71.3万/坪 (13.0年/108坪) |
水島駅 | 43.0万/坪 (23.1年/93.0坪) | 37.1万/坪 (25.0年/79.5坪) | 51.9万/坪 (20.1年/60.9坪) |
三菱自工前駅 | 95.3万/坪 (22.8年/166坪) | 7.3万/坪 (46.5年/106坪) | 4.5万/坪 (45.5年/25.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三菱自工前駅 95.3 万/坪(昨年同期比 +1201.0 %)
三菱自工前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.3万円/坪(28.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1201.0%( +88.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.8年(昨年 46.5年から -51.1 %減)。平均土地面積は 166.4 坪 (昨年 105.9 坪から +57.1 %増)。平均建物面積は 35.5 坪 (昨年 56.0 坪から -36.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 46.5 年 → 2021年 22.8 年、-51.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 18.0 分 → 2021年 5.0 分、-72.2 %と大きく減少)
弥生駅 77.4 万/坪(昨年同期比 +92.5 %)
弥生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.4万円/坪(23.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +92.5%( +37.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 31 件(1年前(2020年)に比べて +40.9%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 9.8年(昨年 30.2年から -67.4 %減)。平均土地面積は 71.2 坪 (昨年 64.6 坪から +10.3 %増)。平均建物面積は 41.9 坪 (昨年 38.3 坪から +9.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.2 年 → 2021年 9.8 年、-67.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 35.0 % → 2021年 63.3 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.0 % → 2021年 10.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.0 % → 2021年 13.3 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 % → 2021年 3.2 %)
福井駅 57.5 万/坪(昨年同期比 -49.9 %)
福井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.5万円/坪(17.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -49.9%( -57.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて -6.2%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 24.5年(昨年 7.3年から +236.3 %増)。平均土地面積は 84.9 坪 (昨年 55.8 坪から +52.2 %増)。平均建物面積は 67.8 坪 (昨年 29.7 坪から +128.1 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 7.3 年 → 2021年 24.5 年、+236.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.3 分 → 2021年 15.9 分、+53.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.7 % → 2021年 26.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.7 % → 2021年 26.7 %)
栄駅 62.1 万/坪(昨年同期比 -15.7 %)
栄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.1万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -15.7%( -11.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 27 件(1年前(2020年)に比べて +12.5%( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 13.6年(昨年 6.7年から +104.0 %増)。平均土地面積は 67.4 坪 (昨年 70.3 坪から -4.2 %減)。平均建物面積は 38.0 坪 (昨年 37.7 坪から +0.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 26.0 分 → 2021年 23.3 分、-10.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.2 % → 2021年 7.4 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 11.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 6.7 年 → 2021年 13.6 年、+104.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.2 % → 2021年 15.4 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示