【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期の名鉄名古屋本線 (笠松駅~岐南駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -32.8%( -20.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 12.7年から +103.4 %増)。平均土地面積は 78.9 坪 (昨年 90.5 坪から -12.8 %減)。平均建物面積は 47.7 坪 (昨年 55.6 坪から -14.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。笠松駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは岐南駅で昨年に比べ -52.1 %、坪単価は 40.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(笠松駅)は -2.0 %(坪単価 -0.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岐南駅)は -52.1 %(坪単価 -43.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 12.7 年 → 2022年 25.9 年、+103.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 31.2 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 26.9 % → 2022年 37.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった笠松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.9万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -2.0%( -0.9万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -37.5%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.2万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -52.1%( -43.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -27.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
名鉄名古屋本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
笠松駅 | 42.9万/坪 (24.4年/62.0坪) | 43.8万/坪 (18.6年/99.6坪) | 62.3万/坪 (23.0年/107坪) |
岐南駅 | 40.2万/坪 (28.5年/100坪) | 83.9万/坪 (4.7年/77.1坪) | 72.4万/坪 (17.8年/82.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
笠松駅 42.9 万/坪(昨年同期比 -2.0 %)
笠松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.9万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -2.0%( -0.9万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -37.5%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.4年(昨年 18.6年から +30.8 %増)。平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 99.6 坪から -37.8 %減)。平均建物面積は 38.7 坪 (昨年 58.6 坪から -34.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.6 年 → 2022年 24.4 年、+30.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 % → 2022年 30.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 40.0 %)
岐南駅 40.2 万/坪(昨年同期比 -52.1 %)
岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.2万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -52.1%( -43.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -27.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.5年(昨年 4.7年から +504.8 %増)。平均土地面積は 100.0 坪 (昨年 77.1 坪から +29.7 %増)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 52.0 坪から +16.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.0 分 → 2022年 11.8 分、-16.1 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 4.7 年 → 2022年 28.5 年、+504.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.2 % → 2022年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示