長良川鉄道越美南線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期の長良川鉄道越美南線 (美濃太田駅北濃駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.5万円/坪(11.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +17.0%( +5.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 36 件(1年前(2019年)に比べて +9.1%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 24.2年(昨年 24.2年から +0.0 %増)。平均土地面積は 97.1 坪 (昨年 81.6 坪から +19.0 %増)。平均建物面積は 49.8 坪 (昨年 39.0 坪から +27.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。前平公園駅せきてらす前駅郡上八幡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは美濃市駅で昨年に比べ +554.6 %、坪単価は 5.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(美濃市駅関口駅)は +436.7 %(坪単価 +19.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(関市役所前駅関駅)は -40.9 %(坪単価 -22.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 3.0 % → 2020年 5.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2019年 24.1 % → 2020年 24.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 32.5 分 → 2020年 41.0 分、+26.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 24.1 % → 2020年 30.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 27.6 % → 2020年 30.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった富加駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.3万円/坪(19.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +6.3%( +3.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった美濃市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +554.6%( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

長良川鉄道越美南線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
長良川鉄道越美南線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
美濃太田駅49.1万/坪
(20.9年/72.8坪)
55.8万/坪
(7.6年/87.9坪)
44.9万/坪
(24.8年/79.3坪)
前平公園駅56.5万/坪
(12.8年/59.7坪)
35.6万/坪
(23.8年/78.7坪)
68.8万/坪
(0.8年/60.5坪)
加茂野駅50.4万/坪
(4.3年/68.8坪)
59.0万/坪
(3.3年/106坪)
14.7万/坪
(24.8年/60.5坪)
富加駅65.3万/坪
(22.8年/150坪)
61.4万/坪
(5.8年/81.7坪)
-
関富岡駅20.3万/坪
(47.8年/224坪)
--
関口駅46.1万/坪
(16.8年/63.5坪)
11.0万/坪
(72.8年/51.4坪)
2.6万/坪
(50.3年/121坪)
せきてらす前駅33.4万/坪
(28.8年/79.8坪)
21.6万/坪
(20.8年/77.6坪)
13.9万/坪
(38.8年/48.7坪)
関駅19.0万/坪
(22.3年/65.0坪)
23.7万/坪
(35.8年/66.0坪)
46.4万/坪
(21.4年/55.6坪)
関市役所前駅24.2万/坪
(18.8年/52.9坪)
63.6万/坪
(0.8年/66.6坪)
23.5万/坪
(39.8年/93.8坪)
関下有知駅--8.7万/坪
(23.8年/260坪)
松森駅---
美濃市駅5.4万/坪
(47.8年/66.6坪)
0.8万/坪
(47.8年/74.9坪)
13.6万/坪
(45.8年/45.4坪)
梅山駅---
湯の洞温泉口駅---
洲原駅---
八坂駅---
みなみ子宝温泉駅---
大矢駅---
福野駅---
美並苅安駅---
赤池駅---
深戸駅---
相生駅---
郡上八幡駅17.2万/坪
(31.8年/131坪)
10.1万/坪
(37.8年/78.7坪)
29.4万/坪
(31.3年/103坪)
山田駅-12.1万/坪
(0年/212坪)
-
徳永駅---
郡上大和駅-5.7万/坪
(49.8年/84.7坪)
-
万場駅---
上万場駅---
大中駅---
大島駅22.7万/坪
(21.8年/169坪)
--
美濃白鳥駅--6.9万/坪
(0年/25.7坪)
白鳥高原駅---
白山長滝駅---
北濃駅20.2万/坪
(31.9年/119坪)
5.9万/坪
(35.4年/67.1坪)
15.4万/坪
(22.9年/87.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

美濃市駅5.4 万/坪(昨年同期比 +554.6 %)

美濃市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +554.6%( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 47.8年(昨年 47.8年から +0.0 %増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 74.9 坪から -11.1 %減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 18.2 坪から +175.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 90.0 分 → 2020年 30.0 分、-66.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

関口駅46.1 万/坪(昨年同期比 +318.8 %)

関口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.1万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +318.8%( +35.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.8年(昨年 72.8年から -77.0 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 51.4 坪から +23.5 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 36.3 坪から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 72.8 年 → 2020年 16.8 年、-77.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.0 分 → 2020年 14.0 分、+55.6 %と大きく増加)

関市役所前駅24.2 万/坪(昨年同期比 -62.0 %)

関市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -62.0%( -39.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 18.8年(昨年 0.8年から +2390.9 %増)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 66.6 坪から -20.5 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 39.3 坪から +0.0 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 0.8 年 → 2020年 18.8 年、+2390.9 %と大きく増加)

関駅19.0 万/坪(昨年同期比 -19.9 %)

関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.0万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -19.9%( -4.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.3年(昨年 35.8年から -37.8 %減)。平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 66.0 坪から -1.5 %減)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 28.7 坪から +78.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 35.8 年 → 2020年 22.3 年、-37.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.2 分 → 2020年 44.0 分、+98.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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