JR岩徳線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期のJR岩徳線 (岩国駅櫛ケ浜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.1万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +86.8%( +27.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2018年)に比べて +25.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.7年(昨年 36.2年から -39.9 %減)。平均土地面積は 95.9 坪 (昨年 92.5 坪から +3.8 %増)。平均建物面積は 48.5 坪 (昨年 50.8 坪から -4.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。岩国駅周防高森駅周防久保駅周防花岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは櫛ケ浜駅で昨年に比べ +182.8 %、坪単価は 45.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(櫛ケ浜駅岩国駅)は +130.6 %(坪単価 +26.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(生野屋駅柱野駅)は -77.5 %(坪単価 -49.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 36.2 年 → 2019年 21.7 年、-39.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 20.5 分 → 2019年 17.4 分、-14.8 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.2 % → 2019年 30.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.2 % → 2019年 10.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった周防花岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.2万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +22.3%( +16.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった柱野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -76.2%( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR岩徳線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR岩徳線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岩国駅55.4万/坪
(27.4年/55.0坪)
31.1万/坪
(36.8年/37.6坪)
34.0万/坪
(37.6年/49.8坪)
西岩国駅84.4万/坪
(16.5年/54.5坪)
-59.0万/坪
(20.0年/63.2坪)
川西駅-35.3万/坪
(0年/25.7坪)
-
柱野駅3.7万/坪
(37.5年/45.4坪)
15.4万/坪
(0年/133坪)
-
欽明路駅---
玖珂駅-10.6万/坪
(62.5年/148坪)
33.2万/坪
(46.0年/38.6坪)
周防高森駅29.4万/坪
(34.5年/363坪)
21.8万/坪
(37.5年/129坪)
11.8万/坪
(41.5年/45.4坪)
米川駅---
高水駅-5.2万/坪
(42.5年/293坪)
-
勝間駅128万/坪
(0.5年/75.6坪)
-15.7万/坪
(34.5年/76.4坪)
大河内駅-7.7万/坪
(38.5年/81.7坪)
-
周防久保駅56.5万/坪
(12.5年/70.6坪)
38.8万/坪
(43.5年/109坪)
37.0万/坪
(28.5年/78.7坪)
生野屋駅23.3万/坪
(44.0年/147坪)
110万/坪
(-0.50年/66.6坪)
58.4万/坪
(21.5年/69.6坪)
周防花岡駅88.2万/坪
(6.3年/63.5坪)
72.1万/坪
(22.5年/64.0坪)
82.7万/坪
(17.8年/65.0坪)
櫛ケ浜駅45.5万/坪
(23.7年/121坪)
16.1万/坪
(41.5年/99.8坪)
41.4万/坪
(29.1年/141坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

櫛ケ浜駅45.5 万/坪(昨年同期比 +182.8 %)

櫛ケ浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.5万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +182.8%( +29.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.7年(昨年 41.5年から -42.9 %減)。平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 99.8 坪から +21.2 %増)。平均建物面積は 72.6 坪 (昨年 63.5 坪から +14.3 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 41.5 年 → 2019年 23.7 年、-42.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 20.8 分、-30.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 20.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 40.0 %)

岩国駅55.4 万/坪(昨年同期比 +78.4 %)

岩国駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.4万円/坪(16.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +78.4%( +24.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 27.4年(昨年 36.8年から -25.5 %減)。平均土地面積は 55.0 坪 (昨年 37.6 坪から +46.5 %増)。平均建物面積は 71.8 坪 (昨年 53.5 坪から +34.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 36.8 年 → 2019年 27.4 年、-25.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 37.5 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 14.2 分 → 2019年 15.8 分、+11.2 %と増加)

生野屋駅23.3 万/坪(昨年同期比 -78.8 %)

生野屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -78.8%( -86.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 44.0年(昨年 -0.5年から -8979.6 %減)。平均土地面積は 146.7 坪 (昨年 66.6 坪から +120.5 %増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 27.2 坪から +8.3 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 -0.5 年 → 2019年 44.0 年、-8979.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 30.0 分 → 2019年 25.0 分、-16.7 %と減少)

柱野駅3.7 万/坪(昨年同期比 -76.2 %)

柱野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -76.2%( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 133.1 坪から -65.9 %減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 27.2 坪から +0.0 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 15.0 分、+87.5 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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