JR山口線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR山口線 (新山口駅徳佐駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.2万円/坪(17.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -11.5%( -7.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 42 件(1年前(2018年)に比べて -6.7%( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 17.2年(昨年 21.8年から -20.8 %減)。平均土地面積は 92.9 坪 (昨年 102.0 坪から -8.9 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 61.5 坪から -31.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。湯田温泉駅山口駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは山口駅で昨年に比べ +15.1 %、坪単価は 56.8 万円/坪となった。

上位 2 駅(山口駅湯田温泉駅)は +13.5 %(坪単価 +6.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新山口駅大歳駅)は -42.2 %(坪単価 -66.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 21.8 年 → 2019年 17.2 年、-20.8 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 24.7 分 → 2019年 17.9 分、-27.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 36.8 % → 2019年 46.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 28.9 % → 2019年 15.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.4 % → 2019年 26.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -50.0%( -103.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった宮野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.2万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -24.9%( -10.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR山口線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR山口線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新山口駅104万/坪
(0年/258坪)
207万/坪
(17.0年/58.5坪)
45.9万/坪
(27.9年/134坪)
周防下郷駅45.1万/坪
(53.0年/188坪)
-41.4万/坪
(39.0年/81.7坪)
上郷駅73.1万/坪
(5.0年/55.7坪)
74.3万/坪
(17.0年/68.6坪)
65.3万/坪
(16.3年/72.6坪)
仁保津駅-7.6万/坪
(28.0年/303坪)
44.1万/坪
(32.0年/239坪)
大歳駅57.1万/坪
(15.5年/47.9坪)
86.9万/坪
(0.5年/68.1坪)
87.2万/坪
(7.0年/198坪)
矢原駅62.8万/坪
(26.4年/120坪)
81.6万/坪
(20.2年/67.8坪)
94.2万/坪
(0.20年/73.9坪)
湯田温泉駅56.8万/坪
(18.7年/63.4坪)
50.8万/坪
(21.7年/92.5坪)
42.0万/坪
(29.1年/95.0坪)
山口駅56.8万/坪
(6.0年/89.6坪)
49.4万/坪
(30.8年/128坪)
55.9万/坪
(19.4年/69.9坪)
上山口駅72.4万/坪
(0年/60.5坪)
--
宮野駅30.2万/坪
(38.5年/97.3坪)
40.1万/坪
(21.8年/126坪)
28.7万/坪
(39.2年/115坪)
仁保駅-20.1万/坪
(11.0年/151坪)
9.9万/坪
(38.0年/185坪)
篠目駅---
長門峡駅---
渡川駅---
三谷駅---
名草駅---
地福駅---
鍋倉駅---
徳佐駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

山口駅56.8 万/坪(昨年同期比 +15.1 %)

山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +15.1%( +7.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 6.0年(昨年 30.8年から -80.5 %減)。平均土地面積は 89.6 坪 (昨年 127.6 坪から -29.8 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 85.9 坪から -48.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.8 年 → 2019年 6.0 年、-80.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 22.3 分 → 2019年 14.8 分、-33.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 80.0 %)

湯田温泉駅56.8 万/坪(昨年同期比 +11.9 %)

湯田温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +11.9%( +6.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 12 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 18.7年(昨年 21.7年から -13.9 %減)。平均土地面積は 63.4 坪 (昨年 92.5 坪から -31.5 %減)。平均建物面積は 44.2 坪 (昨年 42.1 坪から +5.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 21.7 年 → 2019年 18.7 年、-13.9 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 11.1 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 20.2 分 → 2019年 23.7 分、+16.9 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 33.3 %)

新山口駅103.6 万/坪(昨年同期比 -50.0 %)

新山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -50.0%( -103.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.0年(昨年 17.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 258.1 坪 (昨年 58.5 坪から +341.4 %増)。平均建物面積は 202.7 坪 (昨年 163.4 坪から +24.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 17.0 年 → 2019年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.2 分 → 2019年 15.3 分、+65.8 %と大きく増加)

大歳駅57.1 万/坪(昨年同期比 -34.4 %)

大歳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.1万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -34.4%( -29.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.5年(昨年 0.5年から +3001.9 %増)。平均土地面積は 47.9 坪 (昨年 68.1 坪から -29.6 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 31.8 坪から -4.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.5 年 → 2019年 15.5 年、+3001.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.5 分 → 2019年 13.3 分、+40.4 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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