山陽新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年4月〜6月期の山陽新幹線 (新岩国駅新下関駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.6万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +13.7%( +6.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2020年)に比べて -51.2%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.6年(昨年 28.4年から -20.1 %減)。平均土地面積は 60.7 坪 (昨年 88.8 坪から -31.7 %減)。平均建物面積は 38.3 坪 (昨年 40.5 坪から -5.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。厚狭駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新下関駅で昨年に比べ +154.3 %、坪単価は 98.4 万円/坪となった。

上位 1 駅(新下関駅)は +154.3 %(坪単価 +59.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(徳山駅)は -14.6 %(坪単価 -8.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 28.4 年 → 2021年 22.6 年、-20.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2020年 30.2 分 → 2021年 24.2 分、-19.9 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.2 % → 2021年 31.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.8 % → 2021年 25.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.4万円/坪(29.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +154.3%( +59.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった厚狭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +7.7%( +2.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

山陽新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
山陽新幹線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新岩国駅-31.0万/坪
(16.3年/221坪)
-
徳山駅48.0万/坪
(26.0年/60.2坪)
56.2万/坪
(27.0年/71.5坪)
55.8万/坪
(35.0年/61.7坪)
新山口駅-47.6万/坪
(31.3年/109坪)
34.6万/坪
(32.3年/82.4坪)
厚狭駅37.0万/坪
(21.3年/49.9坪)
34.4万/坪
(20.5年/127坪)
22.8万/坪
(30.3年/90.8坪)
新下関駅98.4万/坪
(6.8年/62.0坪)
38.7万/坪
(34.4年/90.2坪)
79.5万/坪
(23.5年/128坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

新下関駅98.4 万/坪(昨年同期比 +154.3 %)

新下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.4万円/坪(29.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +154.3%( +59.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 6.8年(昨年 34.4年から -80.3 %減)。平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 90.2 坪から -31.3 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 41.7 坪から -20.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 34.4 年 → 2021年 6.8 年、-80.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 % → 2021年 50.0 %)

徳山駅48.0 万/坪(昨年同期比 -14.6 %)

徳山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.0万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.6%( -8.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2020年)に比べて -30.4%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.0年(昨年 27.0年から -3.8 %減)。平均土地面積は 60.2 坪 (昨年 71.5 坪から -15.8 %減)。平均建物面積は 39.1 坪 (昨年 37.2 坪から +5.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 36.3 分 → 2021年 26.6 分、-26.7 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 33.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 41.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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