中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期のJR高山本線 (猪谷駅~富山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.0万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +40.8%( +15.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2018年)に比べて -14.3%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 27.4年から -11.4 %減)。平均土地面積は 87.6 坪 (昨年 107.6 坪から -18.6 %減)。平均建物面積は 74.3 坪 (昨年 61.9 坪から +19.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。速星駅、婦中鵜坂駅、富山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千里駅で昨年に比べ +250.9 %、坪単価は 45.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(千里駅、婦中鵜坂駅)は +169.6 %(坪単価 +34.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(越中八尾駅、笹津駅)は -3.0 %(坪単価 +0.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 27.4 年 → 2019年 24.3 年、-11.4 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.9 % → 2019年 25.8 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 58.8 % → 2019年 16.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 25.8 分 → 2019年 29.0 分、+12.6 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.6 % → 2019年 32.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった速星駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.9万円/坪(23.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +69.9%( +32.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越中八尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -14.5%( -2.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR高山本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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猪谷駅 | - | - | - |
楡原駅 | - | - | - |
笹津駅 | 43.9万/坪 (32.9年/91.8坪) | 40.4万/坪 (22.5年/141坪) | 75.1万/坪 (19.5年/51.9坪) |
東八尾駅 | - | - | - |
越中八尾駅 | 16.9万/坪 (32.0年/38.6坪) | 19.7万/坪 (32.5年/123坪) | - |
千里駅 | 45.4万/坪 (18.5年/59.7坪) | 12.9万/坪 (27.2年/220坪) | - |
速星駅 | 77.9万/坪 (9.0年/133坪) | 45.9万/坪 (19.5年/102坪) | 62.2万/坪 (13.2年/218坪) |
婦中鵜坂駅 | 77.9万/坪 (3.5年/62.0坪) | 41.3万/坪 (0年/109坪) | 35.8万/坪 (17.7年/165坪) |
西富山駅 | - | 69.3万/坪 (12.0年/112坪) | 27.3万/坪 (23.9年/82.8坪) |
富山駅 | 54.2万/坪 (26.4年/91.8坪) | 37.5万/坪 (32.1年/91.8坪) | 50.8万/坪 (29.0年/91.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
千里駅 45.4 万/坪(昨年同期比 +250.9 %)
千里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.4万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +250.9%( +32.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 27.2年から -31.9 %減)。平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 219.8 坪から -72.8 %減)。平均建物面積は 26.5 坪 (昨年 55.5 坪から -52.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 27.2 年 → 2019年 18.5 年、-31.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)
婦中鵜坂駅 77.9 万/坪(昨年同期比 +88.4 %)
婦中鵜坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.9万円/坪(23.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +88.4%( +36.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 108.9 坪から -43.1 %減)。平均建物面積は 35.5 坪 (昨年 36.3 坪から -2.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 28.0 分 → 2019年 21.5 分、-23.2 %と大きく減少)
越中八尾駅 16.9 万/坪(昨年同期比 -14.5 %)
越中八尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -14.5%( -2.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.0年(昨年 32.5年から -1.5 %減)。平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 122.5 坪から -68.5 %減)。平均建物面積は 59.7 坪 (昨年 38.8 坪から +53.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 18.0 分 → 2019年 15.0 分、-16.7 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)
笹津駅 43.9 万/坪(昨年同期比 +8.5 %)
笹津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +8.5%( +3.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.9年(昨年 22.5年から +45.9 %増)。平均土地面積は 91.8 坪 (昨年 140.7 坪から -34.8 %減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 42.4 坪から +14.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 22.5 年 → 2019年 32.9 年、+45.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 45.0 分 → 2019年 55.0 分、+22.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示