富山地方鉄道上滝線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の富山地方鉄道上滝線 (南富山駅岩峅寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.5万円/坪(14.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +2.2%( +1.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 92 件(1年前(2018年)に比べて +2.2%( +2件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 25.0年から -15.8 %減)。平均土地面積は 100.2 坪 (昨年 110.4 坪から -9.2 %減)。平均建物面積は 61.0 坪 (昨年 48.2 坪から +26.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。朝菜町駅布市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは月岡駅で昨年に比べ +116.1 %、坪単価は 15.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(月岡駅布市駅)は +87.5 %(坪単価 +9.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(上滝駅開発駅)は -23.4 %(坪単価 -5.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 25.0 年 → 2019年 21.0 年、-15.8 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.3 % → 2019年 20.7 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 32.9 % → 2019年 29.3 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.9 % → 2019年 3.3 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 6.3 % → 2019年 6.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった朝菜町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.6万円/坪(24.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +37.3%( +21.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった上滝駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.5万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -30.4%( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

富山地方鉄道上滝線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
富山地方鉄道上滝線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
南富山駅48.5万/坪
(19.7年/101坪)
46.8万/坪
(23.6年/74.9坪)
52.9万/坪
(20.9年/137坪)
朝菜町駅80.6万/坪
(14.0年/77.1坪)
58.7万/坪
(17.9年/64.3坪)
39.6万/坪
(26.8年/96.4坪)
上堀駅51.3万/坪
(14.8年/104坪)
45.3万/坪
(16.7年/112坪)
47.0万/坪
(24.9年/89.4坪)
小杉駅48.8万/坪
(21.1年/95.0坪)
53.2万/坪
(24.9年/110坪)
51.7万/坪
(20.2年/105坪)
布市駅26.4万/坪
(25.9年/72.6坪)
16.6万/坪
(37.7年/256坪)
27.7万/坪
(39.3年/86.2坪)
開発駅26.2万/坪
(37.1年/79.7坪)
31.3万/坪
(41.3年/126坪)
32.9万/坪
(34.0年/75.1坪)
月岡駅15.4万/坪
(28.1年/183坪)
26.8万/坪
(28.2年/101坪)
大庄駅-42.4万/坪
(22.7年/66.9坪)
22.1万/坪
(28.0年/80.2坪)
上滝駅11.5万/坪
(44.3年/77.1坪)
16.5万/坪
(21.3年/75.6坪)
0.29万/坪
(42.5年/56.0坪)
大川寺駅---
岩峅寺駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

月岡駅15.4 万/坪(昨年同期比 +116.1 %)

月岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +116.1%( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.1年(昨年 32.5年から -13.5 %減)。平均建物面積は 71.6 坪 (昨年 39.3 坪から +82.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 32.5 年 → 2019年 28.1 年、-13.5 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 25.0 分 → 2019年 14.3 分、-42.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 80.0 %)

布市駅26.4 万/坪(昨年同期比 +58.8 %)

布市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +58.8%( +9.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.9年(昨年 37.7年から -31.4 %減)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 255.9 坪から -71.6 %減)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 94.4 坪から -60.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 37.7 年 → 2019年 25.9 年、-31.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 15.6 分 → 2019年 19.0 分、+21.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 100.0 %)

上滝駅11.5 万/坪(昨年同期比 -30.4 %)

上滝駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.5万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -30.4%( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 44.3年(昨年 21.3年から +108.2 %増)。平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 75.6 坪から +2.0 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 78.7 坪から -55.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 21.3 年 → 2019年 44.3 年、+108.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.0 分 → 2019年 17.0 分、+88.9 %と大きく増加)

開発駅26.2 万/坪(昨年同期比 -16.3 %)

開発駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -16.3%( -5.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 37.1年(昨年 41.3年から -10.1 %減)。平均土地面積は 79.7 坪 (昨年 125.5 坪から -36.5 %減)。平均建物面積は 34.3 坪 (昨年 30.5 坪から +12.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 41.3 年 → 2019年 37.1 年、-10.1 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 66.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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