【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜12月期の万葉線新湊港線 (六渡寺駅～越ノ潟駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -35.3％( -8.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2018年)に比べて -11.1％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 44.7年(昨年 26.8年から +66.5 ％増)。平均土地面積は 53.3 坪 (昨年 66.3 坪から -19.5 ％減)。平均建物面積は 59.3 坪 (昨年 37.7 坪から +57.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新町口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新町口駅で昨年に比べ +53.6 ％、坪単価は 14.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(新町口駅)は +53.6 ％(坪単価 +4.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(海王丸駅)は -79.2 ％(坪単価 -21.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.8 分 → 2019年 11.4 分、-32.1 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.6 ％ → 2019年 12.5 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 20.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 26.8 年 → 2019年 44.7 年、+66.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 ％ → 2019年 73.3 ％)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 ％ → 2019年 6.2 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中新湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.0万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +12.6％( +2.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった海王丸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -79.2％( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 万葉線新湊港線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 六渡寺駅 | 15.9万/坪 (39.8年/37.8坪) | - | - |
| 庄川口駅 | - | 23.8万/坪 (22.3年/69.6坪) | 7.3万/坪 (48.5年/51.9坪) |
| 第一イン新湊クロスベイ前駅 | 11.6万/坪 (58.2年/74.9坪) | 39.3万/坪 (11.6年/66.9坪) | 32.5万/坪 (28.4年/77.1坪) |
| 新町口駅 | 14.2万/坪 (44.0年/51.0坪) | 9.2万/坪 (34.2年/39.3坪) | 6.1万/坪 (37.7年/40.6坪) |
| 中新湊駅 | 19.0万/坪 (41.5年/51.8坪) | 16.9万/坪 (39.9年/95.3坪) | 14.8万/坪 (30.0年/52.6坪) |
| 東新湊駅 | - | 12.6万/坪 (0年/22.7坪) | - |
| 海王丸駅 | 5.6万/坪 (42.3年/48.4坪) | 27.1万/坪 (17.3年/123坪) | - |
| 越ノ潟駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新町口駅 14.2 万/坪(昨年同期比 +53.6 ％)
新町口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +53.6％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +16.7％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 44.0年(昨年 34.2年から +28.8 ％増)。平均土地面積は 51.0 坪 (昨年 39.3 坪から +29.7 ％増)。平均建物面積は 32.6 坪 (昨年 33.3 坪から -1.9 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 34.2 年 → 2019年 44.0 年、+28.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.0 分 → 2019年 8.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 83.3 ％)
海王丸駅 5.6 万/坪(昨年同期比 -79.2 ％)
海王丸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -79.2％( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 17.3年から +144.9 ％増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 122.5 坪から -60.5 ％減)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 49.2 坪から +4.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 60.0 分 → 2019年 30.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 17.3 年 → 2019年 42.3 年、+144.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示