仙台市南北線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期の仙台市南北線 (泉中央駅富沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.9万円/坪(24.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -10.2%( -9.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 192 件(1年前(2018年)に比べて -11.1%( -24件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 19.0年(昨年 17.3年から +9.9 %増)。平均土地面積は 77.2 坪 (昨年 77.7 坪から -0.7 %減)。平均建物面積は 48.1 坪 (昨年 52.7 坪から -8.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が減少。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。北四番丁駅長町一丁目駅富沢駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長町一丁目駅で昨年に比べ +35.4 %、坪単価は 111 万円/坪となった。

上位 2 駅(長町一丁目駅北四番丁駅)は +33.4 %(坪単価 +26.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(仙台駅長町駅)は -54.7 %(坪単価 -81.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.8 % → 2019年 31.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.2 % → 2019年 5.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.3 % → 2019年 16.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 34.7 % → 2019年 33.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった勾当台公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 135万円/坪(40.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -15.3%( -24.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった仙台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -71.3%( -104.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -63.6%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

仙台市南北線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
仙台市南北線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
泉中央駅68.9万/坪
(18.7年/72.5坪)
83.7万/坪
(12.0年/76.8坪)
77.1万/坪
(17.1年/78.6坪)
八乙女駅74.3万/坪
(21.0年/66.1坪)
74.1万/坪
(26.2年/114坪)
74.5万/坪
(17.9年/122坪)
黒松駅95.0万/坪
(6.9年/42.6坪)
81.7万/坪
(12.8年/65.4坪)
78.4万/坪
(21.8年/84.7坪)
旭ケ丘駅94.0万/坪
(19.5年/82.5坪)
84.3万/坪
(11.3年/57.3坪)
80.5万/坪
(14.4年/66.3坪)
台原駅92.3万/坪
(12.9年/67.2坪)
101万/坪
(11.0年/64.8坪)
97.7万/坪
(6.1年/52.9坪)
北仙台駅64.0万/坪
(27.1年/76.5坪)
95.1万/坪
(16.0年/59.7坪)
91.1万/坪
(7.9年/51.9坪)
北四番丁駅100.0万/坪
(43.8年/62.5坪)
76.1万/坪
(26.3年/215坪)
118万/坪
(30.8年/83.2坪)
勾当台公園駅135万/坪
(16.8年/123坪)
160万/坪
(33.5年/77.1坪)
92.3万/坪
(36.4年/59.4坪)
広瀬通駅202万/坪
(-0.25年/218坪)
-89.2万/坪
(41.8年/66.6坪)
仙台駅41.9万/坪
(20.0年/271坪)
146万/坪
(27.6年/73.4坪)
68.0万/坪
(24.1年/126坪)
五橋駅--264万/坪
(27.8年/60.5坪)
愛宕橋駅75.9万/坪
(27.3年/50.3坪)
85.4万/坪
(23.3年/63.5坪)
37.3万/坪
(31.9年/88.2坪)
河原町駅78.6万/坪
(15.7年/49.8坪)
85.2万/坪
(17.4年/50.6坪)
99.3万/坪
(13.1年/51.7坪)
長町一丁目駅111万/坪
(20.8年/129坪)
81.7万/坪
(12.1年/65.5坪)
129万/坪
(11.8年/30.3坪)
長町駅96.0万/坪
(27.8年/61.3坪)
155万/坪
(33.8年/86.8坪)
130万/坪
(0.25年/72.2坪)
長町南駅76.4万/坪
(17.2年/59.5坪)
67.5万/坪
(20.1年/61.0坪)
76.0万/坪
(18.1年/83.2坪)
富沢駅114万/坪
(6.3年/88.4坪)
89.4万/坪
(23.0年/155坪)
109万/坪
(5.6年/67.7坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

長町一丁目駅110.6 万/坪(昨年同期比 +35.4 %)

長町一丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +35.4%( +28.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 20.8年(昨年 12.1年から +71.7 %増)。平均土地面積は 128.6 坪 (昨年 65.5 坪から +96.2 %増)。平均建物面積は 71.8 坪 (昨年 60.0 坪から +19.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 23.0 分 → 2019年 6.0 分、-73.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 12.1 年 → 2019年 20.8 年、+71.7 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 50.0 %)

北四番丁駅100.0 万/坪(昨年同期比 +31.3 %)

北四番丁駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 100.0万円/坪(30.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +31.3%( +23.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 43.8年(昨年 26.3年から +66.7 %増)。平均土地面積は 62.5 坪 (昨年 215.2 坪から -70.9 %減)。平均建物面積は 38.8 坪 (昨年 274.8 坪から -85.9 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 26.3 年 → 2019年 43.8 年、+66.7 %と大きく増加)

仙台駅41.9 万/坪(昨年同期比 -71.3 %)

仙台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -71.3%( -104.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -63.6%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 20.0年(昨年 27.6年から -27.4 %減)。平均土地面積は 270.7 坪 (昨年 73.4 坪から +269.1 %増)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 46.1 坪から -16.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 27.6 年 → 2019年 20.0 年、-27.4 %と大きく減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.0 % → 2019年 25.0 %)

長町駅96.0 万/坪(昨年同期比 -38.1 %)

長町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.0万円/坪(29.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -38.1%( -59.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 27.8年(昨年 33.8年から -17.8 %減)。平均土地面積は 61.3 坪 (昨年 86.8 坪から -29.4 %減)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 32.1 坪から -4.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 33.8 年 → 2019年 27.8 年、-17.8 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.8 分 → 2019年 19.5 分、+99.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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