JR桜井線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期のJR桜井線 (奈良駅高田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.7万円/坪(13.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +0.4%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 128 件(1年前(2018年)に比べて -3.0%( -4件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.4年(昨年 23.5年から +8.3 %増)。平均土地面積は 72.0 坪 (昨年 77.9 坪から -7.5 %減)。平均建物面積は 59.1 坪 (昨年 48.3 坪から +22.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。畝傍駅金橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは帯解駅で昨年に比べ +150.1 %、坪単価は 52.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(帯解駅畝傍駅)は +123.8 %(坪単価 +35.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(巻向駅香久山駅)は -64.6 %(坪単価 -32.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 18.6 分 → 2019年 16.0 分、-13.8 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.6 % → 2019年 29.6 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.3 % → 2019年 4.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 21.9 % → 2019年 27.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 34.2 % → 2019年 36.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった畝傍駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.4万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +97.6%( +39.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった巻向駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -79.0%( -44.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR桜井線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR桜井線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
奈良駅46.8万/坪
(28.4年/68.7坪)
54.7万/坪
(16.6年/42.9坪)
50.3万/坪
(23.2年/48.6坪)
京終駅44.4万/坪
(18.4年/30.9坪)
50.6万/坪
(39.0年/48.1坪)
44.2万/坪
(25.4年/67.2坪)
帯解駅52.3万/坪
(36.3年/28.7坪)
20.9万/坪
(33.7年/161坪)
37.2万/坪
(26.3年/108坪)
櫟本駅36.0万/坪
(18.3年/93.0坪)
37.3万/坪
(24.8年/76.6坪)
50.9万/坪
(9.2年/108坪)
天理駅47.2万/坪
(22.6年/90.9坪)
47.1万/坪
(20.8年/66.2坪)
48.1万/坪
(19.3年/72.4坪)
長柄駅28.4万/坪
(34.0年/141坪)
37.3万/坪
(20.9年/72.6坪)
30.5万/坪
(28.0年/130坪)
柳本駅25.8万/坪
(27.3年/105坪)
26.5万/坪
(27.6年/35.5坪)
32.2万/坪
(25.2年/38.2坪)
巻向駅11.9万/坪
(39.0年/125坪)
56.7万/坪
(42.4年/49.3坪)
29.8万/坪
(19.4年/59.5坪)
三輪駅43.4万/坪
(45.9年/33.3坪)
36.3万/坪
(29.7年/51.9坪)
44.4万/坪
(26.6年/187坪)
桜井駅52.9万/坪
(20.7年/62.5坪)
48.2万/坪
(17.4年/101坪)
50.6万/坪
(18.4年/57.9坪)
香久山駅19.4万/坪
(24.0年/46.1坪)
38.9万/坪
(41.2年/213坪)
-
畝傍駅79.4万/坪
(14.0年/116坪)
40.2万/坪
(27.8年/35.9坪)
50.5万/坪
(18.7年/27.6坪)
金橋駅55.1万/坪
(9.5年/39.3坪)
38.8万/坪
(19.4年/151坪)
45.4万/坪
(17.2年/55.6坪)
高田駅28.7万/坪
(43.7年/103坪)
32.2万/坪
(35.9年/71.8坪)
48.9万/坪
(39.6年/34.4坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

帯解駅52.3 万/坪(昨年同期比 +150.1 %)

帯解駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.3万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +150.1%( +31.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 33.7年から +7.8 %増)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 161.3 坪から -82.2 %減)。平均建物面積は 363.0 坪 (昨年 131.3 坪から +176.5 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.7 分 → 2019年 17.5 分、+38.2 %と大きく増加)

畝傍駅79.4 万/坪(昨年同期比 +97.6 %)

畝傍駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.4万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +97.6%( +39.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.0年(昨年 27.8年から -49.5 %減)。平均土地面積は 116.5 坪 (昨年 35.9 坪から +224.7 %増)。平均建物面積は 112.7 坪 (昨年 36.7 坪から +206.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 27.8 年 → 2019年 14.0 年、-49.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.3 分 → 2019年 15.0 分、+81.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 50.0 %)

巻向駅11.9 万/坪(昨年同期比 -79.0 %)

巻向駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -79.0%( -44.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 39.0年(昨年 42.4年から -8.0 %減)。平均土地面積は 125.3 坪 (昨年 49.3 坪から +154.1 %増)。平均建物面積は 84.4 坪 (昨年 42.4 坪から +99.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 15.0 分、+87.5 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 16.7 %)

香久山駅19.4 万/坪(昨年同期比 -50.2 %)

香久山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -50.2%( -19.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.0年(昨年 41.2年から -41.7 %減)。平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 212.7 坪から -78.3 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 62.0 坪から -29.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 41.2 年 → 2019年 24.0 年、-41.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.2 分 → 2019年 4.0 分、-56.5 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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