JR奈良線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年7月〜9月期のJR奈良線 (奈良駅平城山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.3万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -13.4%( -9.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.8年(昨年 22.7年から -3.8 %減)。平均土地面積は 44.2 坪 (昨年 67.4 坪から -34.3 %減)。平均建物面積は 31.4 坪 (昨年 55.3 坪から -43.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。奈良駅平城山駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは奈良駅で昨年に比べ -10.0 %、坪単価は 53.7 万円/坪となった。

上位 1 駅(平城山駅)は -9.0 %(坪単価 -8.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(奈良駅)は -10.0 %(坪単価 -6.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 18.8 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 25.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 37.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった平城山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.8万円/坪(25.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -9.0%( -8.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった奈良駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.7万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -10.0%( -6.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +44.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR奈良線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR奈良線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
奈良駅53.7万/坪
(23.9年/39.6坪)
59.6万/坪
(27.2年/68.1坪)
51.0万/坪
(14.2年/34.9坪)
平城山駅83.8万/坪
(12.8年/64.5坪)
92.0万/坪
(9.2年/65.5坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

平城山駅83.8 万/坪(昨年同期比 -9.0 %)

平城山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.8万円/坪(25.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -9.0%( -8.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 12.8年(昨年 9.2年から +40.0 %増)。平均土地面積は 64.5 坪 (昨年 65.5 坪から -1.5 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 33.8 坪から +7.5 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 10.3 分 → 2020年 7.0 分、-32.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 9.2 年 → 2020年 12.8 年、+40.0 %と大きく増加)

奈良駅53.7 万/坪(昨年同期比 -10.0 %)

奈良駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.7万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -10.0%( -6.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +44.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.9年(昨年 27.2年から -12.1 %減)。平均土地面積は 39.6 坪 (昨年 68.1 坪から -41.9 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 63.3 坪から -52.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 27.2 年 → 2020年 23.9 年、-12.1 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 23.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 38.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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