近鉄京都線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の近鉄京都線 (高の原駅大和西大寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.1万円/坪(24.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -3.2%( -2.7万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 55 件(1年前(2018年)に比べて +1.9%( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 19.8年(昨年 17.1年から +15.8 %増)。平均土地面積は 70.9 坪 (昨年 67.6 坪から +4.8 %増)。平均建物面積は 38.5 坪 (昨年 43.1 坪から -10.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。平城駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平城駅で昨年に比べ +91.2 %、坪単価は 72.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(平城駅)は +91.2 %(坪単価 +34.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大和西大寺駅)は -11.3 %(坪単価 -9.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 17.0 % → 2019年 14.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 17.1 年 → 2019年 19.8 年、+15.8 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.5 % → 2019年 32.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 43.4 % → 2019年 30.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった高の原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +14.9%( +13.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて -44.4%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった平城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.0万円/坪(21.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +91.2%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

近鉄京都線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
近鉄京都線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高の原駅104万/坪
(23.2年/73.2坪)
91.0万/坪
(17.2年/63.6坪)
110万/坪
(9.0年/60.9坪)
平城駅72.0万/坪
(8.3年/40.8坪)
37.7万/坪
(36.0年/79.8坪)
32.2万/坪
(44.8年/70.0坪)
大和西大寺駅75.9万/坪
(19.9年/72.5坪)
85.6万/坪
(14.6年/68.4坪)
72.1万/坪
(22.3年/71.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

平城駅72.0 万/坪(昨年同期比 +91.2 %)

平城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.0万円/坪(21.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +91.2%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 8.3年(昨年 36.0年から -76.9 %減)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 79.8 坪から -48.8 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 39.3 坪から -23.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 36.0 年 → 2019年 8.3 年、-76.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.8 分 → 2019年 10.7 分、-22.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 33.3 %)

大和西大寺駅75.9 万/坪(昨年同期比 -11.3 %)

大和西大寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.9万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -11.3%( -9.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 42 件(1年前(2018年)に比べて +31.2%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.9年(昨年 14.6年から +36.4 %増)。平均土地面積は 72.5 坪 (昨年 68.4 坪から +6.0 %増)。平均建物面積は 40.6 坪 (昨年 48.0 坪から -15.3 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 14.6 年 → 2019年 19.9 年、+36.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 17.9 分 → 2019年 21.0 分、+17.3 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 51.6 % → 2019年 32.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.4 % → 2019年 27.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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