JR片町線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR片町線 (長尾駅京橋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.8万円/坪(21.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -11.3%( -9.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 119 件(1年前(2018年)に比べて +16.7%( +17件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 25.8年(昨年 24.4年から +5.6 %増)。平均土地面積は 40.5 坪 (昨年 39.4 坪から +2.8 %増)。平均建物面積は 36.1 坪 (昨年 35.7 坪から +1.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。星田駅放出駅京橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは寝屋川公園駅で昨年に比べ +118.1 %、坪単価は 90.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(寝屋川公園駅京橋駅)は +77.3 %(坪単価 +37.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鴻池新田駅野崎駅)は -39.2 %(坪単価 -35.5 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 26.6 % → 2019年 30.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.9 % → 2019年 4.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった放出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.9万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +26.2%( +19.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった野崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.6万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -38.5%( -25.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -10.0%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

JR片町線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR片町線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
長尾駅75.6万/坪
(23.8年/40.5坪)
82.1万/坪
(14.6年/37.3坪)
65.6万/坪
(15.6年/34.6坪)
藤阪駅-76.1万/坪
(43.8年/30.3坪)
53.8万/坪
(22.4年/27.8坪)
津田駅47.8万/坪
(25.4年/50.1坪)
48.2万/坪
(19.4年/37.6坪)
67.8万/坪
(12.9年/37.2坪)
河内磐船駅44.7万/坪
(37.3年/189坪)
66.1万/坪
(40.8年/69.6坪)
82.3万/坪
(11.3年/39.3坪)
星田駅83.9万/坪
(20.4年/34.3坪)
62.7万/坪
(32.0年/62.8坪)
92.0万/坪
(12.8年/91.6坪)
寝屋川公園駅90.5万/坪
(0.8年/30.3坪)
41.5万/坪
(32.1年/57.1坪)
84.8万/坪
(3.5年/43.5坪)
忍ケ丘駅78.2万/坪
(15.0年/30.1坪)
88.0万/坪
(14.9年/31.0坪)
63.1万/坪
(18.5年/34.5坪)
四条畷駅64.0万/坪
(31.2年/32.6坪)
87.5万/坪
(42.1年/30.4坪)
67.1万/坪
(31.7年/51.4坪)
野崎駅40.6万/坪
(42.8年/49.6坪)
66.1万/坪
(25.8年/25.4坪)
55.1万/坪
(21.1年/22.7坪)
住道駅67.0万/坪
(21.4年/24.3坪)
83.6万/坪
(17.2年/26.3坪)
55.2万/坪
(27.9年/33.0坪)
鴻池新田駅68.4万/坪
(23.5年/34.2坪)
114万/坪
(15.1年/31.8坪)
94.2万/坪
(7.9年/28.4坪)
徳庵駅84.0万/坪
(16.0年/49.9坪)
88.7万/坪
(33.6年/69.8坪)
57.5万/坪
(15.5年/28.0坪)
放出駅94.9万/坪
(33.4年/43.4坪)
75.1万/坪
(24.3年/63.5坪)
54.8万/坪
(29.8年/63.9坪)
鴫野駅91.5万/坪
(22.4年/44.4坪)
99.9万/坪
(14.8年/45.4坪)
83.0万/坪
(17.4年/57.9坪)
京橋駅94.3万/坪
(30.1年/20.8坪)
69.0万/坪
(54.8年/20.4坪)
89.1万/坪
(23.0年/28.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

寝屋川公園駅90.5 万/坪(昨年同期比 +118.1 %)

寝屋川公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.5万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +118.1%( +49.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 32.1年から -97.7 %減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 57.1 坪から -47.0 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 26.5 坪から +8.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 32.1 年 → 2019年 0.8 年、-97.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 14.5 分 → 2019年 11.0 分、-24.1 %と大きく減少)

京橋駅94.3 万/坪(昨年同期比 +36.6 %)

京橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.3万円/坪(28.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +36.6%( +25.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 30.1年(昨年 54.8年から -45.1 %減)。平均土地面積は 20.8 坪 (昨年 20.4 坪から +1.9 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 40.3 坪から -25.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 54.8 年 → 2019年 30.1 年、-45.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.7 分 → 2019年 9.2 分、+63.2 %と大きく増加)

鴻池新田駅68.4 万/坪(昨年同期比 -40.0 %)

鴻池新田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.4万円/坪(20.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -40.0%( -45.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +11.1%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 23.5年(昨年 15.1年から +55.8 %増)。平均土地面積は 34.2 坪 (昨年 31.8 坪から +7.6 %増)。平均建物面積は 42.2 坪 (昨年 48.6 坪から -13.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.8 分 → 2019年 9.3 分、-32.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 15.1 年 → 2019年 23.5 年、+55.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 25.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.2 % → 2019年 37.5 %)

野崎駅40.6 万/坪(昨年同期比 -38.5 %)

野崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.6万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -38.5%( -25.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -10.0%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 42.8年(昨年 25.8年から +66.0 %増)。平均土地面積は 49.6 坪 (昨年 25.4 坪から +95.1 %増)。平均建物面積は 37.0 坪 (昨年 30.9 坪から +19.6 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 25.8 年 → 2019年 42.8 年、+66.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 66.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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