中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期の阪急箕面線 (石橋阪大前駅~箕面駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -2.8%( -3.7万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 35 件(1年前(2020年)に比べて -10.3%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 9.1年から +91.9 %増)。平均土地面積は 42.7 坪 (昨年 42.5 坪から +0.3 %増)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 36.7 坪から +7.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。箕面駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは箕面駅で昨年に比べ +13.3 %、坪単価は 148 万円/坪となった。
上位 1 駅(箕面駅)は +13.3 %(坪単価 +17.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(桜井駅)は -19.8 %(坪単価 -28.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.7 分 → 2021年 11.9 分、-24.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.1 % → 2021年 8.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 9.1 年 → 2021年 17.5 年、+91.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.3 % → 2021年 22.9 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 53.8 % → 2021年 48.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった箕面駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 148万円/坪(44.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +13.3%( +17.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石橋阪大前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -7.5%( -9.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて -44.4%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪急箕面線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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石橋阪大前駅 | 110万/坪 (11.9年/46.4坪) | 119万/坪 (13.1年/46.0坪) | 108万/坪 (17.7年/39.4坪) |
桜井駅 | 116万/坪 (18.0年/38.1坪) | 145万/坪 (5.7年/37.3坪) | 108万/坪 (28.8年/74.5坪) |
牧落駅 | 140万/坪 (13.4年/39.1坪) | 142万/坪 (5.8年/32.0坪) | 82.9万/坪 (28.4年/45.8坪) |
箕面駅 | 148万/坪 (29.5年/47.8坪) | 131万/坪 (5.8年/50.1坪) | 83.9万/坪 (38.9年/34.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
箕面駅 148.2 万/坪(昨年同期比 +13.3 %)
箕面駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 148万円/坪(44.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +13.3%( +17.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.5年(昨年 5.8年から +409.6 %増)。平均土地面積は 47.8 坪 (昨年 50.1 坪から -4.7 %減)。平均建物面積は 29.6 坪 (昨年 35.2 坪から -16.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.4 分 → 2021年 11.0 分、-36.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 5.8 年 → 2021年 29.5 年、+409.6 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.1 % → 2021年 28.6 %)
桜井駅 116.2 万/坪(昨年同期比 -19.8 %)
桜井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -19.8%( -28.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.0年(昨年 5.7年から +217.5 %増)。平均土地面積は 38.1 坪 (昨年 37.3 坪から +2.2 %増)。平均建物面積は 38.4 坪 (昨年 32.8 坪から +17.2 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 5.7 年 → 2021年 18.0 年、+217.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.5 分 → 2021年 9.7 分、+29.3 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示