阪急宝塚本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜3月期の阪急宝塚本線 (大阪梅田駅池田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +10.1%( +10.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 106 件(1年前(2019年)に比べて -10.9%( -13件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 21.8年(昨年 21.8年から +0.0 %増)。平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 52.6 坪から +2.1 %増)。平均建物面積は 53.4 坪 (昨年 55.5 坪から -3.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。石橋阪大前駅池田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは蛍池駅で昨年に比べ +120.9 %、坪単価は 187 万円/坪となった。

上位 2 駅(蛍池駅三国駅)は +110.6 %(坪単価 +72.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(中津駅十三駅)は -56.1 %(坪単価 -84.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 14.7 分 → 2020年 12.6 分、-14.6 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 39.4 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.6 % → 2020年 11.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった蛍池駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 187万円/坪(56.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +120.9%( +102.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった中津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -80.8%( -133.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

阪急宝塚本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
阪急宝塚本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大阪梅田駅---
中津駅31.8万/坪
(52.5年/59.0坪)
165万/坪
(0年/34.8坪)
131万/坪
(1.0年/37.8坪)
十三駅76.1万/坪
(34.9年/53.9坪)
111万/坪
(11.6年/21.8坪)
68.9万/坪
(50.0年/206坪)
三国駅86.2万/坪
(13.3年/148坪)
43.1万/坪
(34.2年/99.4坪)
55.5万/坪
(32.3年/55.1坪)
庄内駅75.0万/坪
(29.5年/38.9坪)
68.5万/坪
(30.8年/40.7坪)
118万/坪
(17.6年/49.0坪)
服部天神駅103万/坪
(14.4年/30.0坪)
92.7万/坪
(16.2年/50.1坪)
76.0万/坪
(22.2年/46.2坪)
曽根駅136万/坪
(17.1年/71.3坪)
136万/坪
(20.5年/71.2坪)
98.2万/坪
(34.4年/60.1坪)
岡町駅123万/坪
(11.0年/26.3坪)
111万/坪
(32.2年/32.6坪)
107万/坪
(13.8年/53.1坪)
豊中駅111万/坪
(21.7年/39.5坪)
112万/坪
(19.7年/57.2坪)
106万/坪
(23.9年/52.2坪)
蛍池駅187万/坪
(34.0年/118坪)
84.5万/坪
(18.2年/31.3坪)
99.6万/坪
(19.3年/111坪)
石橋阪大前駅125万/坪
(24.6年/76.1坪)
95.4万/坪
(20.4年/54.1坪)
101万/坪
(18.8年/47.6坪)
池田駅125万/坪
(9.3年/40.8坪)
88.4万/坪
(27.2年/54.6坪)
70.3万/坪
(23.9年/57.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

蛍池駅186.7 万/坪(昨年同期比 +120.9 %)

蛍池駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 187万円/坪(56.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +120.9%( +102.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 34.0年(昨年 18.2年から +87.2 %増)。平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 31.3 坪から +277.4 %増)。平均建物面積は 62.8 坪 (昨年 41.8 坪から +50.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.5 分 → 2020年 5.0 分、-47.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 18.2 年 → 2020年 34.0 年、+87.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 100.0 %)

三国駅86.2 万/坪(昨年同期比 +100.3 %)

三国駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.2万円/坪(26.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +100.3%( +43.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.3年(昨年 34.2年から -61.2 %減)。平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 99.4 坪から +49.0 %増)。平均建物面積は 29.9 坪 (昨年 77.5 坪から -61.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 34.2 年 → 2020年 13.3 年、-61.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 6.0 分 → 2020年 12.5 分、+108.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 25.0 %)

中津駅31.8 万/坪(昨年同期比 -80.8 %)

中津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -80.8%( -133.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 34.8 坪から +69.6 %増)。平均建物面積は 93.0 坪 (昨年 66.6 坪から +39.8 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.0 分 → 2020年 14.5 分、+61.1 %と大きく増加)

十三駅76.1 万/坪(昨年同期比 -31.4 %)

十三駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -31.4%( -34.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 34.9年(昨年 11.6年から +201.5 %増)。平均土地面積は 53.9 坪 (昨年 21.8 坪から +146.9 %増)。平均建物面積は 125.8 坪 (昨年 26.9 坪から +367.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 11.6 年 → 2020年 34.9 年、+201.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 22.2 % → 2020年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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