中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の阪堺電軌上町線 (阿倍野駅~住吉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +12.4%( +13.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2020年)に比べて +5.0%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 27.6年から -19.0 %減)。平均土地面積は 36.9 坪 (昨年 45.8 坪から -19.5 %減)。平均建物面積は 34.5 坪 (昨年 55.5 坪から -37.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。東天下茶屋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北畠駅で昨年に比べ +116.8 %、坪単価は 186 万円/坪となった。
上位 1 駅(北畠駅)は +116.8 %(坪単価 +100.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(姫松駅)は -87.6 %(坪単価 -161.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 27.6 年 → 2021年 22.3 年、-19.0 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 21.4 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 28.6 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.0 % → 2021年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北畠駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 186万円/坪(56.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +116.8%( +100.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった姫松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -87.6%( -161.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪堺電軌上町線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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阿倍野駅 | 58.6万/坪 (43.8年/14.1坪) | 59.7万/坪 (49.8年/52.9坪) | - |
松虫駅 | 56.5万/坪 (39.8年/16.6坪) | 47.9万/坪 (35.8年/30.3坪) | 82.7万/坪 (25.8年/34.4坪) |
東天下茶屋駅 | 140万/坪 (3.6年/31.2坪) | 116万/坪 (15.0年/39.6坪) | - |
北畠駅 | 186万/坪 (25.5年/71.7坪) | 85.9万/坪 (24.0年/27.6坪) | 72.8万/坪 (0年/21.9坪) |
姫松駅 | 22.8万/坪 (69.8年/18.2坪) | 184万/坪 (31.4年/70.2坪) | - |
帝塚山三丁目駅 | - | 52.9万/坪 (40.8年/15.1坪) | - |
帝塚山四丁目駅 | 146万/坪 (-0.25年/20.7坪) | - | 119万/坪 (16.8年/50.7坪) |
神ノ木駅 | - | - | - |
住吉駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北畠駅 186.2 万/坪(昨年同期比 +116.8 %)
北畠駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 186万円/坪(56.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +116.8%( +100.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 24.0年から +6.2 %増)。平均土地面積は 71.7 坪 (昨年 27.6 坪から +159.7 %増)。平均建物面積は 41.4 坪 (昨年 48.0 坪から -13.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 20.0 %)
姫松駅 22.8 万/坪(昨年同期比 -87.6 %)
姫松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -87.6%( -161.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 69.8年(昨年 31.4年から +122.0 %増)。平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 70.2 坪から -74.1 %減)。平均建物面積は 13.6 坪 (昨年 48.0 坪から -71.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 2.8 分 → 2021年 2.0 分、-28.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 31.4 年 → 2021年 69.8 年、+122.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示