大阪千日前線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期の大阪千日前線 (野田阪神駅南巽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.4万円/坪(25.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +0.7%( +0.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 47 件(1年前(2021年)に比べて -13.0%( -7件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 35.2年(昨年 23.2年から +51.8 %増)。平均土地面積は 34.6 坪 (昨年 41.6 坪から -16.8 %減)。平均建物面積は 61.7 坪 (昨年 79.9 坪から -22.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。玉川駅西長堀駅桜川駅今里駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日本橋駅で昨年に比べ +208.2 %、坪単価は 175 万円/坪となった。

上位 2 駅(日本橋駅玉川駅)は +151.2 %(坪単価 +93.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(北巽駅野田阪神駅)は -42.9 %(坪単価 -30.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 7.4 分 → 2022年 6.4 分、-12.9 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 29.6 % → 2022年 40.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 29.8 % → 2022年 26.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 23.2 年 → 2022年 35.2 年、+51.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 23.4 % → 2022年 47.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった日本橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 175万円/坪(52.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +208.2%( +118.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった北巽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.3万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -44.5%( -27.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

大阪千日前線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
大阪千日前線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
野田阪神駅46.8万/坪
(69.0年/12.1坪)
79.6万/坪
(21.5年/13.6坪)
103万/坪
(24.0年/19.2坪)
玉川駅140万/坪
(0年/15.1坪)
72.3万/坪
(29.0年/26.5坪)
114万/坪
(27.7年/27.6坪)
阿波座駅-189万/坪
(10.3年/96.3坪)
107万/坪
(38.0年/33.3坪)
西長堀駅150万/坪
(50.0年/9.1坪)
104万/坪
(34.5年/57.5坪)
113万/坪
(34.0年/49.9坪)
桜川駅167万/坪
(27.5年/56.0坪)
115万/坪
(24.0年/27.2坪)
219万/坪
(47.0年/55.5坪)
難波駅--128万/坪
(47.0年/57.5坪)
日本橋駅175万/坪
(27.0年/49.9坪)
56.7万/坪
(43.0年/16.6坪)
324万/坪
(44.0年/60.5坪)
谷町九丁目駅-122万/坪
(48.0年/33.8坪)
-
鶴橋駅51.1万/坪
(48.7年/20.6坪)
80.2万/坪
(27.0年/46.6坪)
47.3万/坪
(36.7年/26.6坪)
今里駅97.2万/坪
(26.2年/31.3坪)
74.3万/坪
(19.9年/24.8坪)
79.0万/坪
(16.0年/70.0坪)
新深江駅78.9万/坪
(32.5年/21.2坪)
90.0万/坪
(17.8年/55.7坪)
89.0万/坪
(14.3年/24.0坪)
小路駅75.9万/坪
(41.0年/32.0坪)
109万/坪
(0年/21.9坪)
75.3万/坪
(0年/40.1坪)
北巽駅34.3万/坪
(50.5年/123坪)
61.9万/坪
(19.2年/73.5坪)
53.7万/坪
(4.0年/18.9坪)
南巽駅76.4万/坪
(22.1年/41.1坪)
71.3万/坪
(25.2年/38.9坪)
78.2万/坪
(40.8年/103坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

日本橋駅174.6 万/坪(昨年同期比 +208.2 %)

日本橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 175万円/坪(52.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +208.2%( +118.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 27.0年(昨年 43.0年から -37.2 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 16.6 坪から +200.0 %増)。平均建物面積は 161.8 坪 (昨年 84.7 坪から +91.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 43.0 年 → 2022年 27.0 年、-37.2 %と大きく減少)

玉川駅140.5 万/坪(昨年同期比 +94.3 %)

玉川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 140万円/坪(42.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +94.3%( +68.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.0年(昨年 29.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 26.5 坪から -42.9 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 42.9 坪から -43.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 29.0 年 → 2022年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 5.5 分 → 2022年 4.0 分、-27.3 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 100.0 %)

北巽駅34.3 万/坪(昨年同期比 -44.5 %)

北巽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.3万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -44.5%( -27.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 50.5年(昨年 19.2年から +163.0 %増)。平均土地面積は 122.5 坪 (昨年 73.5 坪から +66.7 %増)。平均建物面積は 226.9 坪 (昨年 109.2 坪から +107.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 19.2 年 → 2022年 50.5 年、+163.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2021年 10.8 分 → 2022年 12.0 分、+11.1 %と増加)

野田阪神駅46.8 万/坪(昨年同期比 -41.2 %)

野田阪神駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.8万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -41.2%( -32.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 69.0年(昨年 21.5年から +220.9 %増)。平均土地面積は 12.1 坪 (昨年 13.6 坪から -11.1 %減)。平均建物面積は 18.2 坪 (昨年 28.7 坪から -36.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.5 分 → 2022年 4.0 分、-57.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 21.5 年 → 2022年 69.0 年、+220.9 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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