大阪今里筋線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期の大阪今里筋線 (井高野駅今里駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.0万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -9.3%( -8.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 49 件(1年前(2018年)に比べて -3.9%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 20.0年(昨年 18.1年から +10.5 %増)。平均土地面積は 34.9 坪 (昨年 39.8 坪から -12.2 %減)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 63.4 坪から -7.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。太子橋今市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは太子橋今市駅で昨年に比べ +71.9 %、坪単価は 126 万円/坪となった。

上位 2 駅(太子橋今市駅緑橋駅)は +38.2 %(坪単価 +28.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鴫野駅清水駅)は -46.7 %(坪単価 -59.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.4 % → 2019年 30.2 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.4 % → 2019年 4.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 18.1 年 → 2019年 20.0 年、+10.5 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 12.2 % → 2019年 20.9 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.3 % → 2019年 36.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった太子橋今市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +71.9%( +52.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鴫野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -48.1%( -47.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

大阪今里筋線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
大阪今里筋線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
井高野駅82.2万/坪
(21.5年/17.1坪)
105万/坪
(1.3年/33.6坪)
109万/坪
(-0.16年/38.8坪)
瑞光四丁目駅-37.5万/坪
(39.5年/17.4坪)
68.1万/坪
(21.3年/62.0坪)
だいどう豊里駅-138万/坪
(12.9年/16.3坪)
77.0万/坪
(17.7年/21.7坪)
太子橋今市駅126万/坪
(0.5年/22.7坪)
73.3万/坪
(16.2年/22.1坪)
59.8万/坪
(28.5年/57.5坪)
清水駅86.9万/坪
(20.2年/48.9坪)
159万/坪
(59.5年/191坪)
71.8万/坪
(27.6年/37.1坪)
新森古市駅85.3万/坪
(44.9年/49.5坪)
119万/坪
(12.0年/37.3坪)
76.2万/坪
(46.2年/149坪)
関目成育駅---
蒲生四丁目駅111万/坪
(11.8年/38.2坪)
-75.1万/坪
(15.7年/22.5坪)
鴫野駅51.7万/坪
(35.0年/20.4坪)
99.6万/坪
(15.5年/39.3坪)
114万/坪
(0.17年/17.8坪)
緑橋駅98.6万/坪
(16.0年/32.6坪)
94.4万/坪
(21.5年/39.8坪)
122万/坪
(27.1年/63.0坪)
今里駅73.9万/坪
(16.9年/37.4坪)
77.2万/坪
(20.8年/37.7坪)
71.9万/坪
(21.2年/25.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

太子橋今市駅125.9 万/坪(昨年同期比 +71.9 %)

太子橋今市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +71.9%( +52.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 16.2年から -96.9 %減)。平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 22.1 坪から +2.7 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 32.1 坪から -1.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 16.2 年 → 2019年 0.5 年、-96.9 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.8 分 → 2019年 5.0 分、+31.6 %と大きく増加)

緑橋駅98.6 万/坪(昨年同期比 +4.5 %)

緑橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.6万円/坪(29.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.5%( +4.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +85.7%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.0年(昨年 21.5年から -25.6 %減)。平均土地面積は 32.6 坪 (昨年 39.8 坪から -18.1 %減)。平均建物面積は 44.4 坪 (昨年 55.2 坪から -19.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 21.5 年 → 2019年 16.0 年、-25.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 7.7 分 → 2019年 4.6 分、-40.2 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 30.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 20.0 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 % → 2019年 40.0 %)

鴫野駅51.7 万/坪(昨年同期比 -48.1 %)

鴫野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -48.1%( -47.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 35.0年(昨年 15.5年から +125.8 %増)。平均土地面積は 20.4 坪 (昨年 39.3 坪から -48.1 %減)。平均建物面積は 44.6 坪 (昨年 55.7 坪から -19.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.3 分 → 2019年 6.2 分、-39.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 15.5 年 → 2019年 35.0 年、+125.8 %と大きく増加)

清水駅86.9 万/坪(昨年同期比 -45.2 %)

清水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.9万円/坪(26.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -45.2%( -71.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.2年(昨年 59.5年から -66.1 %減)。平均土地面積は 48.9 坪 (昨年 190.6 坪から -74.3 %減)。平均建物面積は 83.7 坪 (昨年 22.7 坪から +268.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 59.5 年 → 2019年 20.2 年、-66.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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