中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期の大阪中央線 (コスモスクエア駅~長田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +24.4%( +21.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 64 件(1年前(2018年)に比べて +48.8%( +21件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 28.4年から -17.5 %減)。平均土地面積は 39.0 坪 (昨年 46.0 坪から -15.1 %減)。平均建物面積は 61.4 坪 (昨年 104.7 坪から -41.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。弁天町駅、九条駅、阿波座駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは森ノ宮駅で昨年に比べ +443.2 %、坪単価は 224 万円/坪となった。
上位 2 駅(森ノ宮駅、深江橋駅)は +316.4 %(坪単価 +134.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(高井田駅、朝潮橋駅)は -35.5 %(坪単価 -37.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 28.4 年 → 2019年 23.4 年、-17.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 32.5 % → 2019年 23.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.5 % → 2019年 27.5 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 7.0 % → 2019年 6.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった堺筋本町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 314万円/坪(95.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +124.1%( +173.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高井田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -42.4%( -40.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
大阪中央線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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コスモスクエア駅 | - | - | - |
大阪港駅 | - | - | - |
朝潮橋駅 | 86.3万/坪 (30.3年/21.7坪) | 121万/坪 (17.0年/40.8坪) | 83.8万/坪 (18.5年/19.1坪) |
弁天町駅 | 97.4万/坪 (26.5年/41.6坪) | 74.2万/坪 (23.7年/29.6坪) | 57.0万/坪 (33.5年/32.8坪) |
九条駅 | 90.2万/坪 (40.5年/38.5坪) | 68.9万/坪 (31.3年/26.1坪) | 107万/坪 (18.5年/28.7坪) |
阿波座駅 | 163万/坪 (34.5年/39.3坪) | 123万/坪 (20.0年/56.0坪) | 110万/坪 (35.9年/58.0坪) |
本町駅 | 189万/坪 (0年/18.2坪) | 72.7万/坪 (34.5年/36.3坪) | - |
堺筋本町駅 | 314万/坪 (24.5年/24.2坪) | 140万/坪 (44.8年/45.0坪) | 127万/坪 (29.2年/127坪) |
谷町四丁目駅 | 196万/坪 (19.0年/96.8坪) | 94.1万/坪 (43.0年/141坪) | 139万/坪 (39.3年/60.5坪) |
森ノ宮駅 | 224万/坪 (0.5年/28.0坪) | 41.3万/坪 (45.5年/93.8坪) | - |
緑橋駅 | 98.6万/坪 (16.0年/32.6坪) | 94.4万/坪 (21.5年/39.8坪) | 122万/坪 (27.1年/63.0坪) |
深江橋駅 | 132万/坪 (2.1年/57.8坪) | 45.6万/坪 (45.9年/76.1坪) | 121万/坪 (0.5年/30.8坪) |
高井田駅 | 54.4万/坪 (38.5年/78.7坪) | 94.4万/坪 (8.8年/26.8坪) | 59.5万/坪 (25.2年/41.8坪) |
長田駅 | 55.8万/坪 (22.2年/19.9坪) | 49.6万/坪 (39.5年/46.4坪) | 59.1万/坪 (17.8年/144坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
森ノ宮駅 224.5 万/坪(昨年同期比 +443.2 %)
森ノ宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 224万円/坪(67.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +443.2%( +183.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 0.5年(昨年 45.5年から -98.9 %減)。平均土地面積は 28.0 坪 (昨年 93.8 坪から -70.2 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 363.0 坪から -94.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 45.5 年 → 2019年 0.5 年、-98.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.0 分 → 2019年 6.0 分、+50.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 25.0 %)
深江橋駅 132.1 万/坪(昨年同期比 +189.5 %)
深江橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(39.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +189.5%( +86.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 2.1年(昨年 45.9年から -95.4 %減)。平均土地面積は 57.8 坪 (昨年 76.1 坪から -24.1 %減)。平均建物面積は 105.3 坪 (昨年 107.9 坪から -2.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 45.9 年 → 2019年 2.1 年、-95.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.0 分 → 2019年 5.8 分、-27.5 %と大きく減少)
高井田駅 54.4 万/坪(昨年同期比 -42.4 %)
高井田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -42.4%( -40.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.5年(昨年 8.8年から +339.8 %増)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 26.8 坪から +193.0 %増)。平均建物面積は 58.5 坪 (昨年 28.7 坪から +103.5 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 8.8 年 → 2019年 38.5 年、+339.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 66.7 %)
朝潮橋駅 86.3 万/坪(昨年同期比 -28.6 %)
朝潮橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.3万円/坪(26.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -28.6%( -34.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.3年(昨年 17.0年から +78.1 %増)。平均土地面積は 21.7 坪 (昨年 40.8 坪から -46.9 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 30.3 坪から +40.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.5 分 → 2019年 8.0 分、-23.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 17.0 年 → 2019年 30.3 年、+78.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 55.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示