中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の南海高師浜線 (羽衣駅~高師浜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.5万円/坪(23.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +35.1%( +20.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて +133.3%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.4年(昨年 26.4年から +34.3 %増)。平均土地面積は 67.5 坪 (昨年 115.3 坪から -41.4 %減)。平均建物面積は 63.3 坪 (昨年 208.0 坪から -69.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。羽衣駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽衣駅で昨年に比べ +86.2 %、坪単価は 88.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(羽衣駅)は +86.2 %(坪単価 +40.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高師浜駅)は -47.2 %(坪単価 -17.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.2 分 → 2021年 7.9 分、-44.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 21.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 35.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 26.4 年 → 2021年 35.4 年、+34.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 57.1 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 7.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった羽衣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.3万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +86.2%( +40.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +500.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高師浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.2万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -47.2%( -17.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
南海高師浜線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
羽衣駅 | 88.3万/坪 (33.6年/75.1坪) | 47.4万/坪 (35.0年/85.5坪) | 63.8万/坪 (41.7年/67.1坪) |
伽羅橋駅 | - | 145万/坪 (0年/33.3坪) | 94.9万/坪 (0年/87.7坪) |
高師浜駅 | 19.2万/坪 (46.0年/21.9坪) | 36.3万/坪 (29.4年/186坪) | 70.0万/坪 (60.0年/239坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽衣駅 88.3 万/坪(昨年同期比 +86.2 %)
羽衣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.3万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +86.2%( +40.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +500.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.6年(昨年 35.0年から -4.0 %減)。平均土地面積は 75.1 坪 (昨年 85.5 坪から -12.1 %減)。平均建物面積は 70.0 坪 (昨年 77.9 坪から -10.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.5 分 → 2021年 8.4 分、+29.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 25.0 %)
高師浜駅 19.2 万/坪(昨年同期比 -47.2 %)
高師浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.2万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -47.2%( -17.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.0年(昨年 29.4年から +56.8 %増)。平均土地面積は 21.9 坪 (昨年 186.0 坪から -88.2 %減)。平均建物面積は 23.4 坪 (昨年 353.4 坪から -93.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 21.7 分 → 2021年 5.0 分、-76.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 29.4 年 → 2021年 46.0 年、+56.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示