【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期の南海汐見橋線 (汐見橋駅~岸里玉出駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +82.5%( +49.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて -48.5%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.6年(昨年 24.2年から -19.3 %減)。平均土地面積は 53.9 坪 (昨年 26.8 坪から +101.1 %増)。平均建物面積は 43.5 坪 (昨年 41.2 坪から +5.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。岸里玉出駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは津守駅で昨年に比べ +188.3 %、坪単価は 159 万円/坪となった。
上位 1 駅(津守駅)は +188.3 %(坪単価 +104.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岸里玉出駅)は +26.9 %(坪単価 +18.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 24.2 年 → 2022年 19.6 年、-19.3 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 5.5 分 → 2022年 4.6 分、-15.3 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 % → 2022年 17.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.6 % → 2022年 16.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津守駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 159万円/坪(48.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +188.3%( +104.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -64.3%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岸里玉出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.9万円/坪(26.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +26.9%( +18.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
南海汐見橋線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
汐見橋駅 | - | - | - |
芦原町駅 | - | 38.5万/坪 (54.3年/84.7坪) | - |
木津川駅 | - | - | 83.6万/坪 (-0.08年/21.2坪) |
津守駅 | 159万/坪 (14.5年/64.4坪) | 55.3万/坪 (23.3年/23.1坪) | 71.4万/坪 (17.7年/20.9坪) |
西天下茶屋駅 | - | 47.2万/坪 (0年/33.3坪) | 47.4万/坪 (25.2年/20.8坪) |
岸里玉出駅 | 87.9万/坪 (22.1年/49.5坪) | 69.2万/坪 (25.0年/25.1坪) | 59.5万/坪 (32.0年/30.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
津守駅 159.3 万/坪(昨年同期比 +188.3 %)
津守駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 159万円/坪(48.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +188.3%( +104.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -64.3%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.5年(昨年 23.3年から -37.6 %減)。平均土地面積は 64.4 坪 (昨年 23.1 坪から +178.7 %増)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 38.0 坪から +8.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 23.3 年 → 2022年 14.5 年、-37.6 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 35.7 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 6.2 分 → 2022年 7.2 分、+15.9 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 35.7 % → 2022年 20.0 %)
岸里玉出駅 87.9 万/坪(昨年同期比 +26.9 %)
岸里玉出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.9万円/坪(26.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +26.9%( +18.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.1年(昨年 25.0年から -11.7 %減)。平均土地面積は 49.5 坪 (昨年 25.1 坪から +97.3 %増)。平均建物面積は 44.6 坪 (昨年 37.2 坪から +19.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 25.0 年 → 2022年 22.1 年、-11.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 4.6 分 → 2022年 3.6 分、-22.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 % → 2022年 25.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.0 % → 2022年 37.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示