北大阪急行 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年4月〜6月期の北大阪急行 (千里中央駅江坂駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(39.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -0.7%( -0.9万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて +43.3%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.3年(昨年 24.0年から -61.5 %減)。平均土地面積は 63.9 坪 (昨年 75.4 坪から -15.3 %減)。平均建物面積は 45.7 坪 (昨年 54.1 坪から -15.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。江坂駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは江坂駅で昨年に比べ +21.6 %、坪単価は 129 万円/坪となった。

上位 1 駅(江坂駅)は +21.6 %(坪単価 +22.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千里中央駅)は -12.5 %(坪単価 -18.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 24.0 年 → 2020年 9.3 年、-61.5 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.7 % → 2020年 37.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 27.6 % → 2020年 16.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 23.1 分 → 2020年 69.6 分、+201.6 %と大きく増加)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.4 % → 2020年 2.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった緑地公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 187万円/坪(56.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -7.2%( -14.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった千里中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 127万円/坪(38.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -12.5%( -18.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 30 件(1年前(2019年)に比べて +130.8%( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。

北大阪急行(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北大阪急行現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
千里中央駅127万/坪
(9.4年/67.2坪)
146万/坪
(14.6年/56.1坪)
128万/坪
(15.9年/59.5坪)
桃山台駅128万/坪
(11.7年/32.9坪)
110万/坪
(28.7年/53.8坪)
219万/坪
(39.3年/98.8坪)
緑地公園駅187万/坪
(0.6年/34.3坪)
201万/坪
(14.8年/31.8坪)
90.2万/坪
(34.8年/54.5坪)
江坂駅129万/坪
(11.5年/86.8坪)
106万/坪
(36.4年/131坪)
120万/坪
(30.0年/110坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

江坂駅128.9 万/坪(昨年同期比 +21.6 %)

江坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +21.6%( +22.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 11.5年(昨年 36.4年から -68.5 %減)。平均土地面積は 86.8 坪 (昨年 131.2 坪から -33.8 %減)。平均建物面積は 47.6 坪 (昨年 82.3 坪から -42.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 36.4 年 → 2020年 11.5 年、-68.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.4 分 → 2020年 12.4 分、+32.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 37.5 % → 2020年 40.0 %)

千里中央駅127.4 万/坪(昨年同期比 -12.5 %)

千里中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 127万円/坪(38.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -12.5%( -18.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 30 件(1年前(2019年)に比べて +130.8%( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.4年(昨年 14.6年から -35.9 %減)。平均土地面積は 67.2 坪 (昨年 56.1 坪から +19.8 %増)。平均建物面積は 48.0 坪 (昨年 35.0 坪から +37.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 14.6 年 → 2020年 9.4 年、-35.9 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 36.7 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 38.1 分 → 2020年 93.2 分、+144.7 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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